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他人の文句からは逃げられるけど、自分の文句からはどこに行っても逃げられない。だから私は嫌だけど努力し続ける!

一条ゆかり

一条ゆかり

いちじょう・ゆかり 漫画家。「デザイナー」「有閑倶楽部」「プライド」など、OurAge世代なら誰もが夢中になったヒット作多数。大酒豪、愛煙家など破天荒な伝説数多くあれど、現在は家庭菜園でトマトを育てるなど、いたって健康的な日々。この連載ではOurAge世代への”愛とムチの金言”を、ビシビシといただいていきます!

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私、よく言われるんです。「一条先生、いくつになってもダイエットし続けていてすごいですね」「韓国語のレッスン、ずっと続けていらっしゃるんですね。えらいですね」って…おい!ちょっと待て!今の言葉 プレイバック(-_-;)古い!しかしOurAge世代はきっとわかるであろう。

 

「えらいですね」って言葉は【対等もしくは年下】に使う言葉で、「いらっしゃる」とかの、バリバリの敬語の中に しれっと入れるのはいかがなものか!?

 

例えば私が天皇陛下の前で「いつも日本国民を思いやってくださって、えらいですね」って言ったら…きっと一条は、日本中からフルボッコされるであろうことは間違いない!※分かりやすい例として出したのであって、一条は天皇陛下くらい自分が偉いのだとかは、恐れ多くも賢くも、全く思っておりませんので、誤解なきようお願いいたします。ヘコヘコ(汗)

 

ついでのおまけで「ご苦労様」は、《よくやってくれてありがとうね》って感じで、上司 もしくは目上の人が下の者に使う言葉です。だもんで一条はいつも、宅配便の人に「ご苦労様です」って言ってしまうんだけど、「自分の使用人でもないのに私ってえらそう」って ちょっと悩みます。

 

まあ、そんなことはいいとして、考えました。
なぜ私はこんなに見苦しく努力するのか。いや、見苦しいからやめたいんだけど、やめられないのはなぜか。その回答がこれ。他人の文句からは逃げられるけど、自分の文句からはどこに行っても逃げられないから。

 

ほら、エレベーター内で隣の女のクソ甘ったるい女全開の香水の匂いが鼻についても、エレベーターから出てしまえばすぐに消えるけど、自分の体につけた香水はどこに逃げても消えないでしょ?そんな感じで、自分のやった良いことも悪いことも、ず〜っと自分にぴったりついてくるのよ。

 

おまけに!やった良いことは割と忘れるんだけど、ヘマしたことは しつこ〜く心の奥にこびりついていて、時折出てきては私を責めます。20年後、「あの時、なんでもっと健康にいいこと、やっておかなかったのか」なんて未来の自分にネチネチと責められたくないのよ━━!!

 

これが他人だったら、「いや、あの時は体調が悪くて…」なんて言い訳もできるけど、隠したい真実を知っているのは自分だから、自分には嘘もつけないし、言い訳もできないし、逃げることもできない!!私って人も責めるけど自分も責めるので、そこをなんとか!人も褒めて自分も褒めるという方向に向けたいのよ。

 

一条は自分から責められるのが、いちばんイヤです。人が何か言っても「知ったこっちゃねーよ」と、自分が悪くないと思えばシカトできます!でも、他人の文句はスルーできても自分の文句は自分否定なので、精神衛生上、ストレス!ストレス!!自分を否定するということは自分はいらないということと同じなので、そうなったら死ぬしかないですねぇ。

 

でも、今、もうちょい努力しておけば、「いや、あの時にできることは全部やったよ」「あれ以上は、あの時の自分には無理だな。仕方ない」と、未来の自分に言い訳できるじゃありませんか!!未来の自分に気持ちよく、諦めてもらうための努力。

 

なぜそんなことを考えるかと言うと、今、過去の自分を振り返ってみたら『頑張ったなぁ私。えらいじゃん!今同じことやれって言われてもできないわ』と素直に過去の自分を多少はスルーしつつ、褒めちぎれるからです。もういつ死んでもいいやと思えるくらい、コレかなり気分が良いです。

 

えっ、そんな未来の想像、誰もしない?まあ、私、漫画家なんで(笑)。

 

 

 

 

 

有閑倶楽部」集英社文庫<コミック版>

 

取材・文/佐藤裕美

 

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「不倫、それは峠の茶屋に似ている

たるんだ心に一喝‼ 一条ゆかりの金言集」(1,760円・税込)

 

 

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