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「下鴨神社」のそばにできたジェラート専門店「友和堂」

小原誉子

小原誉子

「京都観光おもてなし大使」&旅ライター
アナウンサー、テレビ番組プロデューサーなどを経て、集英社「エクラ」などのライターに。
2011年より京都に在住。
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「下鴨神社」の西側駐車場へ入る入口付近、「下鴨本通」沿いに、今年8月8日にジェラート専門店「友和堂」ができました。毎日手づくりされるジェラートは、ミルク、シトラス、マンゴ、抹茶をはじめ、トマトやブルーベリーなど旬の食材を使ったもので、8種類ほどがケースの中に並んでいます。

京都は、最近、インスタ映えるデザートのお店が次々にオープン。若者や外国人観光客で賑わっています。でも、ここは、それとは一線を画す大人の雰囲気…カップに入るジェラートは、もちろん美味しそうな色ですが、決して奇をてらったものではありません。

カップからスプーンでひと口…芳醇なフルーツの香りと自然な味わいが口に広がります。

 

 

このお店は、熊本出身のオーナー佐藤和弘さんと奥様の友子さんが、長年の夢を実現したお店。ジェラートが大好きで、何度もイタリア各地を食べ歩き、舌が覚えた本格的な味わい。さらにジェラートの教室などで自らの腕を磨き、その味を作り出したのだそう。本場イタリア製の機材で作られる、厳選された食材の味を満喫できる上品な味わいのジェラートです。

 

京都にお店を出したのは、お二人がいつか京都に暮らしてみたいという思いが強かったからだとか。「しかもご縁があって、『下鴨神社』のそばという憧れのエリアに店ができたのは、本当にうれしいことです」と、熊本で町づくりや店づくりのコンサルタントをなさっていた佐藤さん。観光客で賑わう町中ではなく、鴨川や糺の森など自然豊かな下鴨エリアこそ、自分たちのお店にふさわしい場所だと確信なさったそう。

下鴨本通は、落ち着いた雰囲気漂う郊外の道。昔から京都の人が愛する洋食店や和菓子店、洒落たチョコレートやケーキショップなどが、点在しています。京阪電車の「出町柳駅」からも徒歩圏内と交通の便もよく、京都ならこのエリアに住みたいという人も多いところなのです。

三角形のスペースに建つショップは、「下鴨神社」側に大きな窓があり、その前のベンチでジェラートを味わうことができます。イタリア製のショーケースに並ぶジェラートは、シングルで450円、ダブルで550円。次々に異なる味を楽しみたくなります。

毎日、店の奥にある厨房で手づくりされる品は、夕方には、売り切れのことも。

 

「下鴨神社」参拝の後、ぜひ立ち寄りたいお店です。

 

 

友和堂(ゆうわどう)

京都市左京区下鴨西林町1の1

075‐708‐6810 営業時間/11:00~18:00 定休日/水曜

 

Instagram@yuwadokyoto

 

 

 

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