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実は私、変形性股関節症と診断されまして……

けいとりん(OG)

けいとりん(OG)

秋田県在住。映画と猫とスキンケアが大好き。学生の頃に部活で頑張っていた水泳をまた始め、自己管理の一環としながら、ゆったりと続けています。何年か前から始めたボイストレーニングの先生に伴奏をお願いし、たまにボーカルとして音楽活動も。20年来のパートナーが経営する、地元密着型居酒屋で働き、お休みにはお1人様、または友人とのおでかけを楽しんでいます。県内と、お隣の岩手県(知り合いが多数在住)など、私の秋田・東北ご近所旅をお楽しみいただけたら、と思います。

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……大型台風、各地に大変な被害を残して去っていきました。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。1日でも早く、平穏な生活に戻れますように。……

今年の秋田も、10月に入っても気温が30度近い日があり、年々、秋を感じる時期が短くなったなぁと思うけれど、朝晩の寒さには耐えられず、10月上旬から既にファンヒーターが活躍しております。

庭の紫式部(コムラサキ?どっちだったかしら?)はいっぱいに実がなり、ブルーベリーの葉も鮮やかな紅葉の赤になって、その側ではいつも遊びにくる庭猫・おこげちゃんがウロウロ。

 

少しずつ街中の木々が色づき始め、やはり秋なんだなと実感、久しぶり公園のお散歩をしてみようかなと、玄関を出て秋晴れの空の下へ。

お散歩、と言っても、公園までは車で行くのです(笑)
なので、どうせなら少し離れた行ったことのない公園を探してみようかと、小1時間ほど車を走らせ、見つけた公園をのんびりお散歩。山の紅葉は真っ盛りか、もう終わりになっているところもありますが、下界はこれから。日々植物の表情が変わっていくのは、とても素敵な自然のマジックといった感じですね。

多年草ではありますが、ノコンギクやヒナゲシも、秋の空に映えています。

公園の近くで見つけたカフェで購入した、イチジクのタルトにチョコレートムース、ブロッコリーのキッシュと、この日は気温が高かったのでアイスのカフェラテを。欲張って買い過ぎましたが、結局3個とも公園で全部食べてしまったのでした。お腹いっぱい!当然です(笑)

公園では陽の光を受けて飛び回る赤トンボがたくさん見られました。
赤トンボ3連発。自然の緑と赤の色、やっぱり綺麗です。

 

時間はあっという間に過ぎ、やはり秋の空ですねぇ、知らぬまに空模様が怪しくなり風も出てきたので、そろそろ帰ろうと、駐車場で記念自撮りです。

……お気づきでしょうか。杖、ついております。
実は私、変形性股関節症と診断されまして、9月に左股関節の人工股関節置換術を受け、33日間の入院生活を経て退院しました。

日本人女性に多いという、臼蓋形成不全による変形性股関節症、私は4年前から痛みが出て、近くの整形外科医院に行くも、そのときは原因がわからず。

その後は痛かったりそうでもなかったりを繰り返し、編集部の方に教えていただいた過去の記事を参考に、腸腰筋・内転筋を鍛えるべくストレッチをして、いくらか足腰が軽くなったなぁと、気持ちも軽くなっておりました。

しかし今年になっていよいよ我慢できない、眠れないほどの痛みとなり、左右の脚の長さは違っていたし、左足を引きずって歩くようになっていたので、これはもうダメだ!と、新しくできた整形外科医院に行き、そこで変形性股関節症と診断を受けたのです。

リハビリを何ヵ月か続けましたが、痛みは増すばかり。その後自分なりに考えるところがあり、人工関節専門の科がある総合病院の整形外科へ。

そちらの先生は、「手術は本人次第なんですよね。末期ではあるけれど、その中では軽いほうではあります。でも、痛みが強いんだよね?仕事にも支障があることだし、けいとりんさんが手術を希望なら、しちゃいますか。」と、ワタシの希望をしっかりと聞いてくださいました。

 

現在、人工関節はとても進化していて、寿命は20年といわれてはいるものの、25年、30年ともつ可能性は十分にあるようです。

何よりも、痛みが無くなる。手術をした知り合い・従姉妹に話しを聞くと、全員が「手術してよかった。早くすればよかった。」と言います。それはとても心強く、私が手術を決意する後押しとなりました。

こちらの写真、入院中に歩行器や松葉杖で動けるようになり、ベッドを離れている間は私のかわりに抱き枕が留守番を(笑)

長い靴べらと、百均で購入したマジックハンドは必需品でした。

さて、OurAge世代の皆さん。おでかけ女史組のこの場を借りて言わせていただきますね。
この世代は様々な病気や身体の不調が出てきます。

私は股関節の疾患、つくづく股関節って大事だよなと感じました。
My Age夏号に特集されていた「今なら間に合う!股関節ケア」、発売日には既に手術が決まっていた私、大きく頷きながら隅から隅まで読んだのでした。腰痛は股関節からきている、これが私には全くその通りで、読み終わって、もっと早く色々調べたり、こういうことを知っておけばよかったと思いました。そして特集にもありましたが、お尻です! 臀部の筋肉をつけておくこと、大事です!!

生まれつきや小さい頃からの臼蓋形成不全による変形性股関節症の場合も、まだ初期でしたら筋力強化はとても有効ですが、痛みが強くなったなら手術という選択、50歳前後でも40歳前後でも、ありなのです。少しでも若いうちなら負担も少ないのかもしれません。
若くても、骨密度が低ければ数値によってはすぐに手術できない場合もあるようですが、それらも含め、股関節や腰、臀部・膝などにも痛み・違和感を感じたら、すぐに専門医に診てもらいましょう。我慢はよくありません。

この記事を読んでくれた方で、手術を経験された方はきっといるでしょう。そんな皆さんも同じ気持ちだろうと思っています。人工関節のお仲間(^^) がいるって心強いです。

まだ杖の生活は続きますが、順調に回復している私、今後もおでかけ予定をたてております。痛みが消えて、よりいっそうおでかけが楽しくなりそうです!

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