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ずーっと行きたかったモロッコへ1人で行ってきました!

紫乃(OG)

紫乃(OG)

京都在住。食べる事が好き、特にパンやスイーツが大好きで、旅行へ行ってもメインは美味しいモノ巡りです。この春から下の子が大学生になり子育てもほぼ終了、セーブしていたおでかけを再開します! 住んでいる京都を中心に、関西の美味しいモノや楽しい事巡りをお届けします。

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行ったのはモロッコの内陸にあるマラケシュ。
人生初めてのアフリカ大陸です。

モロッコの公用語はアラビア語。フランスの植民地だったのでフランス語が通じる所は多いですが、英語はあまり通じません。

 

1人でモロッコ?と周りにびっくりされたのですが、フランス語はおろか、英語もままらないので完全なるひとり旅ではありません。友人がモロッコに2年ほど住んでいた事もあり、仕事で年末から2ヶ月ほどモロッコに行くと言うので彼女のいる間に行ってみようと。現地に詳しい人がいると断然旅の内容は濃くなります。モロッコについての知識が皆無の私は、はじめの2泊は彼女が滞在しているリヤドでお世話になる事にしました。

リヤドとは、ざっくり言うとモロッコの古い邸宅を宿泊施設として改装したもの。
こじんまりした、日本で言うところの民宿やペンションみたいな感じでしょうか。
その数はとても多く、それぞれ規模も違うしオーナーのセンスや好みで個性的でもあります。
こちらのリヤドはモノトーンを基調にしたシックな佇まい。

 

特徴的なのは真ん中の吹き抜けです。リヤドの真ん中には吹き抜けがあり、それをぐるりと囲うように部屋が配置されているのです。
冬なので吹き抜けにはシートがかかっていましたが、ずっと開いたままの建物も多いそう。
夏の暑さが厳しいモロッコならではの構造なんでしょうね。

着いた日のディナーは友人が予約してくれていました。

 

カタツムリ食べれる?と聞かれて、ん?エスカルゴかな?うん、食べれる! と答えたのですが、モロッコのはエスカルゴじゃなく日本のカタツムリと同じ形状。

 

あ、コレは初めての食感…

 

スパイスの効いたパイやタジン鍋に入ったミートボール、美味しいパンやナッツなどを食べながらワインもいただき、デザートまで。食後には初めての、ミントティー。

モロッコでお茶といえばミントティーなんです。

 

お砂糖を入れて飲むと聞いて、いつも紅茶に砂糖を入れない私はお砂糖を断ってしまったのですが。ミントティーは断然甘いのがいい! はじめはドキドキして飲んだのですが、ここからミントティーの虜になりました。

 

モロッコのリヤドは基本朝食付き。
朝食が美味しいかどうか、旅の満足度にもかなり関係してきます。

 

私が今回魅せられて、モロッコへいつでも行きたい!と想いを馳せているのはこちらの朝食。

フレッシュのオレンジジュースは必須!
モロッコではオレンジが沢山取れるらしく、違うリヤドに泊まった時でもオレンジジュースは必ず朝食に出てきました。

あとはムスンメンというモロッコのクレープみたいなもの。
これにアムルーというアルガンオイルとアーモンドや蜂蜜を混ぜたペーストを乗せて食べると最高!

 

その他、コーヒーと温かいミルクがそれぞれポットで提供されました。
私はコーヒーが苦手なので半々にして飲んだのですが、牛乳美味しすぎ!
他にはパンや卵料理も。

 

そして最後はミントティー。
角砂糖をひとつ入れ、ほーっと大満足。

 

まずモロッコに来てしたのは、両替とSIMカードを手に入れる事。
モロッコの通貨はディルハム(DH)。だいたい1DHで12円といったとこでしょうか。
日本では取り扱いがないので両替はモロッコに着いてから。

街の中心、ジャマ・エル・フナ広場にある郵便局のATMで現金を引き出しました。
一度に2000DHまでしか引き出せないので、その都度寄ることに。
同じくSIMカードはフナ広場で立ってるモロッコテレコムのお兄さんから購入します。
SIMカードの購入が30DH。使える様にするのに10DH払い、通信量1Gにつき10DHをキヨスクの様なところで買って追加していきます。

 

マラケシュのリヤドやカフェではWi-Fiが使える事が多く、1週間いて2Gで済みました。
合計60DH。日本の携帯事情から考えると激安ですよね!

 

本当はWi-Fiだけで、不便さこそ旅!でもよかったのですが、メディナ(旧市街)の中はとても入り組んでいてMAPナシではどうにもこうにも。

 

迷っていたら親切なモロッコ人が案内してくれるのですが…
最後にお礼は必須なので、ここは自力でなんとか!
その為にはやっぱりスマホは便利です。

 

 

ここでマラケシュについてざっくり説明を。
マラケシュは大きく分けると新市街(ギール)と旧市街(メディナ)とあり、私が滞在したのはメディナ。1985年に世界遺産に登録されています。

メディナにはスークと呼ばれる市場があり、こんな感じで色んなものが売っています。
もっと進むと所狭しとバブーシュだけが売っていたり、絨毯だけ、革製品、真鍮、などなど、同じ物ばかりかたまってお店があったり。

 

店先で黙々と制作をしている職人さんも。
これぞマラケシュ。
物語の世界に来た様でワクワクします。

 

 

対してギールは都会的。
一度友人の仕事について行ってみたのですが、マクドナルドやケンタッキー、スタバやカルフールまで!
同じマラケシュでも別世界。

ひと目ではどこの都市かわからないですよね。
ギールでは車もキレイなのが走ってますが、メディナではかなり古いタクシーや、細い路地が多いのでロバが荷を引いてたり、2人乗りのバイクが人混みの中をすり抜けて行ったり。
なかなかスリリングなんです。

 

さて。
モロッコはイスラム教なので初めて知る事もたくさん。
1日に5回、お祈りの時間を告げるアザーンが聞こえてきます。
初めは拡張器から街中に響き渡るアラビア語に「何なに!?」と驚いていたのですが、そのうちすっかり慣れてしまい、最後の方では全く気にならなくなってしまいました。

 

お祈りの時間にはお店を閉めて礼拝に行かれる方も。

モロッコの金曜日は日本での日曜日みたいなもの。
いつも賑わっているお店の半分以上は閉まってました。

 

そして金曜日はクスクスの日。
という事で、ローカルのお店でクスクスを食べてみました。
かなりのボリュームで、私は友人とシェア。

 

他の人もほとんどがシェアしてましたが、食べられない時は残りを近くにいた物乞いの人が食べにきていました。
モロッコでは、貧しい人には分け与える、というイスラムの教えがあるので、それは当たり前の事。
日本では食料廃棄の問題もありますよね。全く同じには難しいでしょうが、うまく見習えたらいいなぁと思ってお店を後にしました。

 

 

物価は日本より気持ち安いかな?という感じです。
食事はローカルのお店で食べると数百円ですが、オシャレなカフェなども沢山あり、そこへ行くとそれなりに。
野菜たっぷりの食事が多かったのですが、とても気に入って2回も行ったお店がレバノン料理屋さん。

デザートが3種類あったので本当はコンプリートしたかったのですが…
次回のお楽しみに、ということで。
イスラム教ではアルコールは飲まないので置いてありません。
それでお会計が安くなるのかもしれませんね。

 

 

今回滞在中に食べた食事は野菜中心。
マラケシュでは新鮮な野菜や果物がいっぱい。
お米が恋しくなる方ではなく、むしろ小麦粉ラバーなので毎回食事は大満足。
アルコールには弱いのでマラケシュは性に合う!
その上毎日1万5千歩から2万歩は歩いていたので、かなり健康的な旅になりました。

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