春の風を受けながら菜の花が満開の荒川サイクリングロードを走り、桜の名所巡りをしてきました。
走行距離は、なんと35㎞!! 専用自転車も持っていないし、サイクリング未経験の私がいきなりそんな距離を走れたのは、レンタル電動アシスト自転車とツアーガイドがセットになった「ビーアイク」の日帰りツアーを利用したから。
今回の「荒川のお花見ツアー」は、上尾市の丸山公園をスタートして荒川の西岸を北上し、比企郡吉見町で折り返して東岸を戻るコースです。
ツアーの持ち物は、動きやすい服と飲み物とサングラス。
コースの出発地点近くの駅でワゴン車にピックアップしてもらい、出発点の公園まで移動します。
自転車の使い方の説明を受けてサドルの高さを調節し、ヘルメットをかぶれば準備オッケー、初めての電動アシスト自転車に乗ってスタートです。
電動アシスト自転車は軽くてラックラク~♪ サイクリングロードや農道を走るので安全、同行のガイドさんがいるので道に迷うこともありません。
河川敷には満開の菜の花、ずっと遠くまで見渡せる視界には淡いピンク色の桜の木があちらこちらに見えます。
最初のお花見ポイントは、1.8㎞に渡る桜のトンネルが続く「さくら堤公園」。
公園といっても土手の道、サイクリングロードですがお花見をしながら自転車を押して歩きます。土手から下に降りるとピンク色と黄色のコントラストが見事です!
2つめのポイントの「高尾サクラ公園」は、平成7年に完成した比較的新しい公園です。
全国から集められた約30種類、200本の桜が植えられています。
薄いピンクや濃いピンク色の花、葉桜の木、まだつぼみの木、たくさんの種類の桜が目を楽しませてくれます。
走行距離20キロを過ぎたところでランチタイム。
町から外れた荒川沿いにこんな素敵なお店が…という感じのイタリア料理店「アドマーニ」。ランチプレートには地元産野菜がお皿からはみ出しそうなくらい盛られていました。
3つめは、北本市の東光寺境内にある樹齢800年の「石戸蒲桜(イシトカバザクラ)」。
日本五大桜の一つで国の天然記念物に指定されています。
何本もの柱で支えられた幹に薄ピンク色のたくさんの花をつけた古木には、神秘的な魅力を感じます。
目に留まるものがあれば自転車を止めて観察して、写真を撮って、サイクリングというよりポタリング(自転車散歩)。電動アシスト自転車だからサイクリングほどハードではなく、消費カロリーも散歩程度とのこと。それでも、太ももに軽く疲れを感じました(笑)。
私のお花見2015は、今まで知らなかったお花見スポットの発見とそれぞれ趣の違う満開の桜に大感動。
でも、それだけではありませんでした。
サイクリングロードには、タンポポやつくし、鳥のさえずり、モンシロチョウにカエル。
家から自転車で来られる場所にこんなに豊かな自然があったなんて…。
ポタリング、病み付きになりそうです。
◆ビーアイク
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