今年3月に開通した「尾道松江線」(通称”やまなみ街道”)を通って、島根県出雲市へ本場の”出雲そば”を食べに行ってまいりました。 広島県尾道市と島根県松江市を繋ぐ、「やなまみ街道」。 信号のない自動車専用道なのにもかかわらず、実はほとんどの区間が無料、なのです。 国と自治体負担で作った道路だから、らしいのですが、そのため、ガソリンスタンドやサービスエリアもありません。 そこで、その代わりに沿線のガソリンスタンド、道路直結の”道の駅”を利用する方式です。
休憩がてら「道の駅 たたらば壱番地」へ寄ってみました。 農家さん直送の新鮮野菜等もあって、従来の高速SAとは違い地域特産の有難味、を肌で感じることができます。
さてさて、今回の旅の目的は松江市まで行かず、出雲市で本場の”出雲そば”を食べることです!!
やまなみ街道を降りて出雲市に向い、江戸時代がら続くという人気の「羽根屋」さん本店でお昼をいただきました。
”出雲そば”と云えば、”割子そば”。 小さな容器に少しづつ盛られた蕎麦を、色々な薬味でいただきます。
「羽根屋」さんのお店の中は、レトロチックな洋風な席あり、和室あり。 でも何故かちゃんとマッチしている面白い造りのお店でした。
その後、通常なら「出雲大社」へGO!なのでしょうが、一緒に行った知人も私も流石に有名なので行ったことがあり、それなら~と探して”和風駅舎の最高傑作”とも謡われる「旧大社駅」へ行ってみました。
あまりの建築美に、ただただ・・・、感嘆がでるばかり。 平成2年に廃線になった出雲大社へ通じる駅の廃駅なのですが。。。国の重要文化財にもなっている程、素晴らしい駅舎です。
内装もさることながら、ホームの雰囲気といい、風情といい、旅情を感じるにふさわしい駅としか言いようがありません。
駅が現役の時に何故電車でこなかったのか、と悔やまれるぐらい、魅了されました。
おそらく他所から出雲市にやってきたほとんどの人が「出雲大社」で観光が終了してしまうのではないかと思われます。が!! 出雲大社から、ほど近い場所にあるので、是非とも「旧大社駅」も御観覧下さい。(見学無料です。) 大正浪漫あふれる手抜きのない建築美に、私同様魅了されること間違いなし!です。
道の駅「たたらば壱番館」
http://www.unnan-kankou.jp/
羽根屋
http://kenjosoba-haneya.com/
旧大社駅
https://www.izumo-kankou.gr.