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「薄毛」は毛根だけケアしてもダメ!土台となる体の健康が必須!

田路めぐみさん

田路めぐみさん

1971年生まれ。医師。形成外科医として研鑽を積んだ後、2014年より松倉クリニックに勤務。幅広い臨床経験から栄養面、生活面、ホルモン治療までを考慮した総合育毛治療を得意とする。近著に男性薄毛に関する『東大医師が教える最強の育毛革命』(集英社)

体の内から外から。全方位で立ち向かう

「薄毛」解消、今やれることのすべて!

 

ハリ・コシがない、分け目が広がってきた、地肌が透ける…。40~50代になると徐々に増えてくる薄毛の悩み。 解消するには多面的なアプローチが重要です。生活習慣から頭皮ケアまで、総合力で立ち向かいましょう!

 

毛根だけケアしてもダメ。土台となる体の健康が必須!

 

薄毛の悩みでクリニックに行くと育毛剤や育毛注射、内服薬などの治療が行われるのが一般的。でも田路めぐみ先生の診察では、まず毎日の生活習慣のチェックから育毛治療が始まります。

 

「毛根だけを治療し、一度は改善しても、やめれば元に戻ってしまいます。それは髪を作っている“体”の土台作りをおろそかにしているからです」

 

健やかな髪を作るのに必要なのは、毛を生やす働きをする毛母細胞と、黒髪を作る色素細胞のメラノサイト。その細胞を元気に養うのは頭皮です。

 

「では頭皮の元気はどこからくるかといえば、やはり体からです。体に十分な栄養が入ってこなければ、頭皮には酸素もホルモンの指令も届きません。栄養や酸素の届いていないところに、どんなに育毛剤を入れても、根本的な解決にはならないのです」

 

細胞やホルモンがしっかり働く体をつくるには、やはり毎日の生活習慣が肝心。田路先生は、「食事」「睡眠」「運動」「ストレス」の4つを薄毛対策のターゲットと位置づけます。女性の場合は「女性ホルモン」という要素も加わりますが、いずれにしても、毎日の習慣を見直し、体の中から変えていくことで、髪は太く変化し、ハリ・コシ・ツヤを取り戻せるといいます。

 

「薄毛は遺伝や年齢のせいと思われがちですが、私は薄毛の原因は遺伝は1/4程度で、残りの3/4は環境因子によるものと考えています。遺伝子は変えられませんが、今の生活習慣を変えることで、遺伝子の働き方は変えることができるんですよ」

【薄毛改善へのターゲット】

→これらをホームケアで改善することで健やかな髪へ

 

 

総合力が必要な薄毛改善への道

体に栄養を送り込む食事

成長ホルモンの分泌を促す睡眠運動

心身全般に影響を及ぼし、ダメージを与え、薄毛の原因にもなるストレス

心と体の働きに深く関係する女性ホルモン

これらは密接にかかわり合っているため、生活の中で総合的にケアすることが薄毛改善への近道に。

 

 

イラスト/かくたりかこ  取材・原文/伊熊奈美

 

 

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