若い頃は引き締まっていたまぶたも、年齢とともに間延びしてきます。まぶたに自然な影を入れれば、立体的な目元に!
教えてくださったのは
ヘア&メイクアップアーティスト。藤原美智子さん率いるラ・ドンナ所属。ナチュラルでイノセントなメイクを得意とし、著名人の指名も多い。細部にまでこだわる繊細な感性とテクニックに定評あり
ノーズシャドウで目と眉の間を埋める
「まぶたの間延びは、影を入れてメリハリをつけることで解決。最も自然なのが、下でご紹介しているアイブロウパウダーの★の4色を混ぜ、まぶたの目頭側に、上写真の矢印の順にすっすっとぼかす方法。通常のアイシャドウよりまぶたになじんで自然な彫りが生まれるので、目と眉の間も狭まります」
●この眉カラーを使用
アイブロウパウダーはアイシャドウよりマットで薄づきなため、まぶたにより自然になじみ、自然な陰影を入れることが可能。上の★を混ぜて使用。暖色を加えると血色感が上がってより自然に。
アイブロウ クリエイティブパレット¥4,200/イプサ
♦お悩みQ&A
Q「肌が敏感ぎみな私でも使いやすいアイシャドウ、ありますか?」
A「まぶたがカサカサしている場合は、パウダーは悪目立ちするので避けて。クリームタイプのツヤのあるベージュ系アイシャドウを、単色でささっとアイホールに塗るのがおすすめ。肌に優しいミネラル系クリームアイシャドウを選んでも◎」
湿度を感じるスチーミーマットな質感が今どき。ナチュラルなレディッシュベージュ。アイグロウ ジェム BE302 ¥2,700/コスメデコルテ
アイシャドウ兼目元美容クリーム。ミネラルアイバーム ジンジャーゴールド ¥2,500/エトヴォス
Q「メガネをかけてしまえば、ちゃんとアイメイクしなくても大丈夫ですよね?」
A「残念ですが、メガネをかけても目元の弱さのカバーはできません。下の写真を比較するとわかりますが、メガネで目力を出すことはできず、やはりちゃんとメイクしたほうがキレイであかぬけた印象に。メガネにまつ毛が当たって気になる場合は、マスカラを控えめにするといいですね」
薄めのメイク
しっかりアイメイク
撮影/青柳理都子<人物> 久々江 満<物> ヘア&メイク/AYA(ラ・ドンナ) モデル/竹中友紀子 スタイリスト/日置 彩 取材・原文/山崎敦子