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全力応援! 40〜50代の美とからだ

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中井貴一さんの筋トレ&脳トレとは?(インタビュー/後編)

映画 『記憶にございません!』では、三谷幸喜監督ならではのオールスターキャストの中で、堂々と主役を演じている中井貴一さん。

デビュー以来、ずっとトップランナーとして走り続けてきた38年間。中井さんは心と身体を、どうやってキープしてきたのだろう?

若さとやる気のもとは、肉食? それとも、トレーニング?

(「絶対に面白いコメディの条件」を語った、インタビュー前編はコチラ

 

撮影/宅間國博 ヘア&メイク/藤井俊二 取材・文/岡本麻佑

中井貴一さん

Profile

なかい・きいち●1961年9月18日、東京都生まれ。1981年『連合艦隊』でスクリーンデビュー、同作品で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。以降『ビルマの竪琴』(85/市川崑監督)、『四十七人の刺客』(94/市川崑監督・日本アカデミー賞最優秀助演男優賞)、『壬生義士伝』(03/滝田洋二郎監督・最優秀主演男優賞)、『亡国のイージス』(05/阪本順治監督)など数々の映画に出演。三谷幸喜氏とタッグを組んだ仕事は舞台『コンフィダント・絆』(07)、『日本の歴史』(18)、映画『ザ・マジックアワー』(08)、『ステキな金縛り』(11)などがある。

 

 

この歳になったからこそ、

ハードにトレーニング

 

大学在学中に映画デビューしてから38年、中井さんは映画にドラマに舞台に、走り続けてきた。今までで最大のターニングポイントは、やはり俳優という仕事と出会ったこと。

 

「父は有名な俳優(故・佐田啓二さん)でしたけど僕が2歳のときに亡くなりましたし、僕自身は芸能界にまったく興味なかったんです。

でも将来のことを考えたとき、父のやっていた俳優という仕事はどういうものなのだろう? と思った。そしてちょうどそのタイミングで、映画に出演しないかとお話をいただいたんです。

それまで僕は赤面症で、人前で何かやるのが大嫌いだったんですが、初めてカメラの前に立ったとき、まったく赤面しなかった。そのことが不思議で、それまでの自分じゃない自分がいるようで。

そこから市川崑監督、相米慎二監督、それこそ三谷幸喜監督と、さまざまな出会いがあって、今に至っています」

 

以来、こんなに長い間トップランナーとして走り続けることができたのは、常にそれまでの実績にとらわれることなく、新しい自分を求めてきたから。

昨年も“これからは積極的に恥をかく”と宣言し、三谷幸喜氏の舞台『日本の歴史』に出演。女装したり踊ったりと、観客をびっくりさせた。

50代後半に入った今も、日々、挑戦を重ねているのだ。

 

「自分でも、年齢を重ねたらもっと守りに入るのではないかと思っていたんですけどね。ラッキーなことに、僕は19歳でこの仕事を始めて以来、過保護にされた憶えがないんです。

仕事を始めたばかりのころは、家に帰れば母がいて、『お前はまだまだ勉強が足りない』『そんなんじゃ小津安二郎監督には使ってもらえない』『父親には及ばない』って、けなすばかりで(笑)。

誰にも褒めてもらえない、おだててくれない、誰も何もしてくれないんです。そんな中でどう生きていくか、考えたときにでてきた答えは、“過去は捨てる”ということでした。

俳優は撮影している最中がすべて。その作品が終わったら、すぐ次に行く。もっと違うことをやってみる。挑戦してみる。今もその延長線上にいます。

でも心の底ではやっぱり、もっと誰かに褒めてほしかったんですけど、ね(笑)」

 

そんな中井さんが今、取り組んでいるのは、本格的な身体作り。スーツの上からでも、以前よりたくましくなっているのが、見てとれる。

 

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