今日は、簡単で美味しい「もち麦とパクチーのスープ」をご紹介します。「夏に向けてダイエットしたい!」という方にも、おすすめです。
というのも、もち麦は近年、腸活やダイエットをしたい人たちの間でとくに注目を集めているヘルシー食材。テレビでも多く取り上げられ、一時はスーパーから消えてしまうくらいでしたね。
そんな「もち麦のヘルシー効果」のカギを握っているのが、β-グルカンと呼ばれる、水溶性食物繊維。水溶性食物繊維には、糖質の吸収を抑えて血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。また、腸内環境の改善や、免疫力アップなどの効果でも注目を集めています。
もち麦とは、「もち性」の大麦のこと。もっちり&プチプチとした食感が特徴で、ほかの種類の大麦よりも食べやすいというのも人気の秘密のようです。
以前は大麦というと、白米に混ぜて炊いて「麦飯」にするというのが定番でしたが、近年では、麦を使ったメニューもバラエティー豊か。ゆでてそのまま、サラダやスープに加えるといった使い方が多くなっています。
今日は、もち麦のスープにパクチーをたっぷり加えた、しょうが風味のスープにしてみました。
パクチーは、このスープの味の決め手。好き嫌いが分かれる食材ですが、近年は、パクチー専門店ができたり、パクチーを使ったお菓子や食品も発売されたり。何にでもトッピングしたいというくらい熱烈な愛好家も多いようです。ときには、小さいお子さんからも「大好き!」と言う声が聞かれます。抗酸化作用の高い、β-カロテンやビタミンC、ビタミンEが含まれているというのもうれしいですね。
もち麦とパクチーのスープ
【材料】
パクチー:1束
エリンギ:1本
しょうが:適量
長ねぎ:1/2本
もち麦(ゆでたもの):40g
鶏がらスープ:4カップ
ナンプラー:小さじ2
チリソース:少量
【作り方】
① パクチーは葉と根に分けて、根の部分を細かく切る。葉の部分は3cmに切る。エリンギは長さを1/2または1/3に切ってから薄く切る。しょうがはせん切りに、長ネギは斜めに薄切りにする。
② パクチーの根をごま油で炒める。エリンギ、しょうがを加え、さっと炒める。
③ ②に鶏がらスープ、ナンプラー、ゆでたもち麦を加えて煮る。
④ 沸騰したらパクチーの葉と長ねぎも加え、再度沸騰したら出来上がり。器に盛りチリソースを落とす。
もち麦はまとめてたくさんゆでて、小分けにしてラップで包み、冷凍しておくと便利!スープやサラダのトッピングに使いたいときに、さっと使えますよ。