りんごの季節が始まりました。
今回ご紹介する、「フライパンでりんごのキャラメリゼ」に使った紅玉は比較的早めに出回る種類。
10月から11月の初旬にかけて旬を迎える地域が多いかと思います。
酸味が強いので、焼きりんごや、キャラメリゼ、りんごジャムなどにむいています。
フライパンでりんごのキャラメリゼ
「一日一個で医者いらず」とも言われるりんご。
抗酸化作用があるビタミンC、整腸作用がある食物繊維、むくみを防ぎ、高血圧の予防にも効果があると言われるカリウム、さらに、ポリフェノールも含まれています。
りんごのポリフェノールは脂肪燃焼を促進させたり、血糖値の上昇を防ぐ作用が期待されます。
一般的に収穫時期が早い品種はあまり日持ちせず、収穫時期が遅い品種は比較的日持ちします。
晩夏から初秋にかけてのりんごは早めに食べきりましょう。
暑さを嫌うので、涼しいところであれば常温で保存することもできます。冷蔵庫に入れる場合は、ポリ袋などに入れて、しっかりと口を閉じて、水分が蒸発するのを防ぎます。
材料(作りやすい分量)
りんご:2個(紅玉など酸味が強めのもの)
*きび、砂糖:大さじ3
*黒砂糖:大さじ2(今回は塊を使用。塊の場合30gほど)
レモン汁:大さじ2
ラム酒:適宜
作り方
① りんごはくし形に8等分に切り、7割ほど皮をむく(両端の皮を少し残しながら剥くと、煮崩れしすぎるのを防ぎ、色鮮やかに可愛く仕上がります)。
② フライパンに①のりんごを並べる。*を全体にふりかけ、30分ほどおく(砂糖が溶けて、りんごから水分が出てくるまでおいてください)
③ そのまま中火にかけ、ふつふつと湧いてきたら、少し火を弱める。
④ぶくぶくと泡が出て、キャラメル色になるまで、12~13分煮詰める。
⑤これくらい煮詰まったら、レモン汁、ラム酒(あれば)を加えて、もう一度沸いたら、火を止めそのままさます。
そのままでも、バニラアイスに添えたり、ポークソテーなどの付け合わせにも。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!