連載1回目と2回目では、糖質コントロールが美と健康のカギを握っていることがわかりました。そして血糖値をコントロールする7つの食べ方のルールをもとに、レシピを作成。朝食に続き今回からご紹介する昼食では、肉の作り置きレシピをもとに”ひと皿レシピ”と”お弁当レシピ”をそれぞれご紹介していきます! 昼食は慌ただしくとることが多く、糖質中心メニューになりがちですが、肉の作り置きがあれば、麺もお弁当も、高タンパク質&低糖質に!
パスタより肉の量を多く!
豚ヒレ肉のサラダパスタ
糖質 19.5g タンパク質 14.8g 食物繊維 1.2g
太めのパスタなら嚙みごたえもあり、少量でも満足感が。
味つけはオリーブオイルと塩、こしょうでシンプルに。
材料(1人分)
パスタ(好みのもの)……25g
豚ヒレ肉のスープ煮【作り方は次ページ】(薄く切る)……50g
葉野菜(好みのもの)……1つかみ
オリーブオイル……適量
塩……適量
こしょう……少々
作り方
1パスタを袋の表示時間通りに塩湯でゆでて水で洗い、水気をきってオリーブオイルを回しかけておく。
2①と食べやすい大きさにちぎった葉野菜、豚ヒレ肉のスープ煮を混ぜ合わせ、皿に盛る。こしょうをふる。
ひと皿ランチに…お弁当に…とアレンジ自在な、肉の作り置き「豚ヒレ肉のスープ煮」のレシピは、次ページでご紹介!
豚ヒレ肉のスープ煮
ヒレ肉は脂肪が少なくあっさりとした味わい。
糖質の代謝を助けるビタミンB 1 が豊富です。
材料(作りやすい分量)
豚ヒレ肉……300g
塩……小さじ1
タイム……2本(なければローリエ1枚)
作り方
1ヒレ肉に塩をすり込み、10分程度おいておく。
2小鍋に①、肉がひたひたにかぶるくらいの水とタイムを入れ、火にかける。沸騰したら弱めの中火で15~20分煮る。
3火を消してそのまま鍋の中で冷まし、保存する。
※冷蔵庫で4~5日保存可能。
次回もまた、「豚ヒレ肉のスープ煮」を使ったお弁当向けのレシピをご紹介します!
撮影/鈴木正美 料理・栄養計算/沼津りえ スタイリスト/駒井京子 構成・原文/瀬戸由美子