こんにちは、ミーナです。酢を使った「抗糖化」レシピの3回目は、セビチェをご紹介。スペイン語で、魚介類のマリネのこと。手軽に作れそうで、うれしいですね。
4つの工夫を取り入れて…
バル気分で楽しむ! 「 抗糖化メニュー」
余分な糖質と結びつくことで体内のタンパク質が劣化することを「糖化」といいます。予防するポイントは、体をできるだけ高血糖状態にしないこと。これは、肥満予防の点でも重要です。
そこで、このポイントを実際の料理に取り入れ、スペインのバル風メニューに仕上げました。簡単でおいしい抗糖化メニューをお試しください。
工夫2:酢
糖質の吸収スピードを抑える「酢」をいろいろな料理に
酢には、一緒にとった糖質の吸収スピードを遅くする働きのほか、高めの血圧を抑制したり、血中の脂質を低下させたり、アラフィフ世代にうれしい健康効果がいっぱい。
また、肉や魚の臭みを消して旨味をアップする働きもあります。
3回に分けてご紹介している「酢」を使った料理最終回の今回は、野菜の食感がアクセントになったタコのヘルシーメニューです。
タコのセビチェ
タコは糖質&脂質が少なく低カロリー。
オレンジの酸味で味を引き締めて
“セビチェ”とは、魚介類のマリネのこと。みじん切りにした野菜の食感がアクセントになっています。白身の魚、エビ、イカ、ホタテなど好みの魚介でも、ぜひお試しください!
■材料(2人分)
ゆでタコ100g(好みの分量) ピーマン(粗みじん)½個 パプリカ(赤・黄各粗みじん)
紫玉ねぎ(粗みじん)⅛個 赤唐辛子(小口切り)½本 オレンジビネガー大さじ2
オリーブオイル大さじ1 塩・こしょう各少々
■作り方
❶タコ以外の材料をすべて混ぜ合わせます。
❷薄く切ったタコを皿に並べ、上から①を回しかけます。
次回は、おからを使って糖質量を大幅にカットした「抗糖化メニュー」をご紹介します。
撮影/板野賢治 料理・スタイリング/沼津りえ 構成・原文/瀬戸由美子