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冷えとり名人が指南/着るもの編②冷え対策コーディネート

田中美津さん

田中美津さん

1943年生まれ。鍼灸師。1970年代初頭、日本のウーマン・リブ運動を主導。4年半のメキシコでの生活を経て、1982年より鍼灸治療院「れらはるせ」を開設。
『自分で治す冷え症』(マガジンハウス)『いのちの女たちへ とり乱しウーマン・リブ論』(パンドラ)など著書多数

夏の冷え対策コーディネート

 

 

冷えに無防備になりがちな夏。でも、冷房過剰な現代では冬より夏のほうが冷えは深刻です。

 

35年のキャリアを持つ鍼灸師で、冷えとり名人の田中美津さんから、今回は冷え対策の重ね着をしていても涼しげに見える、ファッションコーディネートについてのアドバイスです。

 

 

●上からの冷気は、帽子でシャットアウト。

●トップスの下にひんやり感のある絹のTシャツをインナー代わりに着ると、重ね着しても不思議と暑くない!冷房がある場所では、夏でもスパッツ2枚が基本ですが、抵抗のある人はパンツの下にロングスパッツ(できれば中厚のもの)を1枚着用して。

●絹か綿の靴下をはいて足首をガード。スニーカーならひと駅歩くのも苦にならない!

 

 

 

●スカーフで首筋をガード。風邪をひきそうなときには必須です。

●スカートの下に5分丈スパッツを着用。

●足に負担の少ないバレエシューズに、絹か綿の靴下をはき、足元から冷えを予防。

 

 

 

 

【いつもバッグに 冷えとりレスキューグッズ】

半袖で寒くなったらアームウォーマーを。

首筋が冷えるときや風邪ぎみの人はスカーフやショールで防衛。

映画館や職場などでは、5本指靴下やレッグウォーマーをはいて、

足と足首を保護して乗りきって。

 

 

 

次回は、冷え症を招く食べ物や、体を冷やさない食べ方についてご紹介します。

 

 

イラスト/しおたまこ  構成・原文/石丸久美子

 

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