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冷えとり名人が指南/お風呂編②足湯で冷えやほてりをとる

田中美津さん

田中美津さん

1943年生まれ。鍼灸師。1970年代初頭、日本のウーマン・リブ運動を主導。4年半のメキシコでの生活を経て、1982年より鍼灸治療院「れらはるせ」を開設。
『自分で治す冷え症』(マガジンハウス)『いのちの女たちへ とり乱しウーマン・リブ論』(パンドラ)など著書多数

手足の冷えやほてりをとる

【足湯】

 

 

冷えに無防備になりがちな夏は、冷房過剰で冬より冷えは深刻です。鍼灸師で、冷えとり名人の田中美津さんが、夏冷え養生法を伝授します。

 

今回は、手足の冷えやほてりをとる、正しい足湯のやり方などについてご紹介します。

 

 

 

●足湯の正しいやり方●

 

バケツをふたつ用意し、40℃くらいのお湯と水を深さ20㎝ほどそれぞれに注ぎます。お湯に両足をつけて温まったら、冷たい水に足を入れます。これを交互に4〜5回繰り返し、トータル20分ほど行います。そばにお湯を入れたやかんを置いておき、ぬるくなったら足してください。冷たい水で終了します。

 

風邪をひいたときは、ぬるめのお湯からスタートして徐々に熱湯を注ぎ入れ、足が真っ赤になるまで10〜20分つかるのがおすすめ。左右見比べて、どちらかの足だけ赤さが足りないようなら、そちらだけ余計に温めて同じ色にしてください。いずれも終了後は、乾いたタオルでよく水気を拭くこと。

 

 

 

●手湯●

 

手湯も足湯と同じやり方でOK。

塩小さじ1、唐辛子1/2本を入れるとさらに効きます。

 

 

 

次回は、アロマや入浴剤を活用した、冷えやむくみなどの症状別のおすすめ入浴法をご紹介します。

 

 

イラスト/しおたまこ 構成・原文/石丸久美子

 

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