HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/171515/

この生活習慣、どっちが疲れない?③散策するなら早朝、夕方、どっち?ほか

毎日の生活習慣を変えるだけで、疲れが取れやすくなるならやらない手はありませんよね。なにげなくやっている生活習慣、疲れないのはどっち?

 

生活習慣どっち_イメージ

 

QUESTION

栄養ドリンク、飲む、飲まない、どっち?

 

「疲れると栄養ドリンクを飲んでしのぐ人も多いと思いますが、栄養ドリンクで疲労回復効果が臨床試験で実証されているものはありません。栄養ドリンクには覚醒作用のあるカフェインが入っているので、眠気が解消したり、気分が高揚したりするので〝疲労感〟は感じにくくなりますが、自律神経を興奮させる作用もあり、逆に脳疲労を悪化させます。疲労感だけ消してますます頑張ってしまうと、脳疲労がたまっていくばかりなので要注意」

 

ANSWER

飲まない

 

 

 

QUESTION

階段を使う、エスカレーターを使う、疲れないのはどっち?

 

「足腰を鍛えるためエスカレーターやエレベーターを使わない人もいますが、これは実は疲れのもとに。私が医者として考える適度な運動は、日常生活の中でしっかりと歩くことや、ウォーキング程度。それ以上の運動は活性酸素を発生させ疲れや老化を促します。体重コントロールができていて、ある程度の筋力、特に足腰の筋肉がしっかりしていればそれ以上に運動をする必要はなく、疲れを増やすだけ。階移動もエスカレーターを使えばいいのです」

 

 

ANSWER

エスカレーターを使う

生活習慣どっち_エスカレーター

 

 

 

QUESTION

散策するなら早朝、夕方、どっち?

 

「健康のためにおすすめの運動は散歩やウォーキングですが、行う時間帯で絶対に避けたほうがいいのが早朝です。早朝は自律神経がまだ十分に目覚めておらず、交感神経と副交感神経がバランスよく働ける状況になっていません。自律神経には心拍を調整する働きもあるので、その機能がまだ目覚めていないときにいきなり運動をすると、心臓がバクバクして心筋梗塞を起こしかねません。ですから早朝の散歩は避け、夕方にしましょう」

 

ANSWER

夕方

生活習慣どっち_夕方散策

 

 

 

 

 

 

東京疲労・睡眠クリニック院長 梶本修身さん

Osami Kajimoto

梶本先生顔写真

1962年生まれ。大阪市立大学大学院 疲労医学講座特任教授。医学博士。 世界に先駆けて疲労の研究に着目。 『すべての疲労は脳が原因』(集英社) など疲労に関する著書も多数

 

 

 

イラスト/いいあい 取材・原文/和田美穂

 

MyAge2019春号 購入アイコン

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

PR
<前の記事

<前の記事
第7回/この生活習慣、どっちが疲れない?②仕事中おやつを食べる、食べない、どっち?ほか

この連載の最新記事

この生活習慣、どっちが疲れない?③散策するなら早朝、夕方、どっち?ほか

第8回/この生活習慣、どっちが疲れない?③散策するなら早朝、夕方、どっち?ほか

この生活習慣、どっちが疲れない?②仕事中おやつを食べる、食べない、どっち?ほか

第7回/この生活習慣、どっちが疲れない?②仕事中おやつを食べる、食べない、どっち?ほか

この生活習慣、どっちが疲れない?①外出にはサングラス、帽子、どっち?ほか

第6回/この生活習慣、どっちが疲れない?①外出にはサングラス、帽子、どっち?ほか

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル