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漢方初心者向け! 意外と知らない漢方のことQ&A①

ミーナ

ミーナ

MyAge/OurAge編集

「チーム健活」 メンバー

南の島のビーチで読書、が至福のとき。

よく遊び、よく寝る、のが病気知らずのモト。

ストイックにならずに健康でいる方法を模索中。

身近なウォーキングからスタート?

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漢方って、効くのに時間がかかる、効いてるのか効いてないのかよくわからない、と思ってるあなたの情報は時代遅れかも。最近は西洋医学の先生の中にも、治療に漢方を積極的に取り入れている人がいるんです。ミーナも漢方のセミナーなどに参加して、もっと活用したいと思うようになりました。処方で、保険も効きますしね。

 

 

 

どこで相談したらいいの? 即効性はあるの? どんな症状におすすめなの?

 

漢方について

ちゃんと知りたいQ&A

 

 

更年期をはじめ、加齢による〝なんとなく不調〞を感じることの多いOurAge世代。そんな症状に漢方を試してみたいという声をよく聞きます。

 

そこで、漢方初心者に向けて、意外と知らない漢方のことを2回に分けてわかりやすくご紹介します!

 

今回は、漢方の基礎知識などに関しての4つのQ&Aです。

 

 

 

 

 

お答えいただいたのは

 

今津嘉宏さん Yoshihiro Imazu

1962年生まれ。芝大門 いまづクリニック院長。藤田保健衛生大学医学部卒業後に慶應大学医学部外科学教室に入室。内科、消化器内科、外科、がん漢方、漢方内科、漢方産婦人科。著書に『89.8%の病気を防ぐ 上体温のすすめ』(ワニブックス)など多数

 

樫出恒代さん Hisayo Kashide

1962年生まれ。漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。漢方カウンセリングルームKaon・Kaon漢方アカデミー代表。新潟薬科大学薬学部卒業後、心と体に丁寧に向き合う漢方カウンセリングを提唱。『内側から「キレイ」を引き出す 美肌・漢方塾』(共著・小学館)

 

瀬戸 純さん Jun Seto

1973年生まれ。ツムラ コーポレート・コミュニケーション室 広報グループ所属。漢方製剤メーカー、ツムラにて広報を担当。ツムラでは、茨城県にツムラ漢方記念館があり、漢方の普及に努めている。一般公開はしていないが、事前予約で見学可能な場合も

 

 

 

 

 

Q 漢方薬は何からできているのですか?

 

漢方薬は、自然の植物の葉、茎、根などを中心とした生薬(一部動物や鉱物由来のものもある)を組み合わせて作られた薬です。漢方理論や臨床経験に基づいて、所定の生薬を定められた法則で組み合わせて作られます。

 

例えば風邪薬として知られる葛根湯は、葛根、甘草(かんぞう)、芍薬(しゃくやく)、大棗(たいそう)、生姜、麻黄(まおう)、桂皮(けいひ)の7種類の生薬を一定の割合で組み合わせたもの。

 

古くは生薬を刻んで煎じて飲みましたが、現在は抽出した液を濃縮・乾燥し、顆粒状に加工した"エキス顆粒製剤”が用いられることが多くなっています。

 

 

 

 

Q 漢方って中国から来たものですか?

 

「漢方=中国のイメージがあるかもしれませんが、漢方は日本の伝統医学。そもそもは中国に起源を持ち、東アジアに広がり、5〜6世紀頃に中国から、または朝鮮半島経由で伝来した医学が、日本独自の発展を遂げたものです。江戸時代中期にオランダ医学が入ってきたときに蘭方と呼び、それと区別するために日本の伝統医学を漢方と呼ぶようになったのです」と今津嘉宏先生。

 

起源が同じでも、中国では"中医学”、韓国では"韓医学”、日本では"漢方医学”として異なる医学として発展。メディアなどで「中国の漢方薬が…」という表現を見かけることがありますが、それはまちがい。中国の文献にある理論や処方をもとに、日本の風土や日本人の体質に合わせた独自の医学です。

 

 

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Q 体質に応じて処方が違うと聞きましたが、どんなふうに違うのでしょう?

 

体力や抵抗力が充実している人を実証、体力がなく弱々しい人を虚証と診断し、同じ病気でも使われる薬が違います。

 

また、「気」(元気や気力、気持ち)、「血」(血液)、「水」(血液以外の体液)の3要素が体内を巡り健康が維持されているととらえ、不足や滞りなどによって不調や病気が起こると考え、状態に合わせて診断し薬を選びます。

 

「漢方はひとつの症状だけでなく、全体を診るホリスティックな医学。その人が全体的に元気に健康になるために、一人一人に合った処方やアドバイスができるのです」(樫出恒代さん)

 

 

 

Q 漢方医学と西洋医学の違いは?併用もあるのですか?

 

病気そのものを局所化して診る西洋医学に対し、心身の全体的なバランスを整えていくのが漢方。西洋医学が病気を診て、漢方医学は人を診るとたとえられるのはそのためでしょう。

 

また、西洋医学で処方される合成薬は、単一成分であり、ひとつの症状に対してひとつの薬を用いるため、効果は強力ですが、症状が複雑になると薬の種類も増えがち。それに対し、たくさんの成分が含まれる生薬を複数組み合わせる漢方薬は、複数の症状に1種類で対応できることも。

 

「医学部での漢方の授業が必須となり、生薬の成分の分析も進み、併用する医師も増えています。例えばがん患者の治療では、抗がん剤の副作用軽減のため漢方薬が併用されることも多くなりました」(今津先生)

 

 

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次回は、漢方の副作用についてや飲む場合の注意点など、意外と知らない漢方の7つのQ&Aをご紹介します。

 

 

 

撮影/恩田はるみ スタイリスト/石井くみ子 構成・原文/近内明子

 

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