にぎわうビビッド・シドニーで
リップカラー作りと水晶セラピー体験
こんにちは小野アムスデン道子です。南半球のシドニーは日本とちょうど季節が逆。5月から6月に開催される光と音楽とアイデアの祭典“ビビッド・シドニー”は、プロジェクション・マッピングや様々な明りの仕掛けで、町中が幻想的な光にあふれます。秋の始まりを告げるイベントにわくシドニーを訪れて、珍しいオーストラリアの水晶セラピーやカスタマイズのリップを作る体験をしました。
“ビビッド・シドニー”期間中は、有名なシドニー・オペラ・ハウスが、オーストラリア先住民のアーティストによる自然界や時空の結びつきを表現するプロジェクション・マッピングで浮かび上がり、驚くような表情に。今年100周年のタロンガ動物園では、絶滅危惧種の動物たちのマルチメディア彫像のイルミネーションが園内中を飾りました。動物園に行くのには、ピアからフェリーで渡るので、行き帰りに光に浮かぶシドニーの街を見ることが出来ます。
ビビッド・シドニー(Vivid Sydney) http://www.vividsydney.com
街のあちこちで開かれる夕方6時からのライトアップをいろいろ見て回り、ちょっとお疲れの身体を癒してくれた素晴らしいスパが、「シャングリ・ラ ホテル シドニー」の中にあるスパ「チー(CHI)」です。こちらには、アーユルヴェーダのテクニックを使ったクリスタル(水晶)・セラピーがあります。ここだけのトリートメントという、水晶などオーストラリアで取れた6個の石を体のチャクラに置いてのマッサージは、石とマッサージと身体が共鳴するような不思議な感覚。また、足の指の間に石を挟んだり、ひんやりと滑らかな水晶を使って、こめかみや頬をなでるなど、石の感触が癒しと解放感を与えてくれます。
チー・スパ CHI, The Spa(シャングリ・ラ ホテル シドニー内)
もうひとつ、シドニーにしかない素敵なお店があるそう。詳しくは次のページで。
シドニーでもう一つ、ここだけという、口紅やリップグロスをカスタマイズして作ってくれるお店が「リップラボ」。まず、リップカラーのイメージをコンサルティング。ベースになる色を決めて、次にマットかシャイニーを選びます。さらに料金を足せばボリューム感、保湿、香りなどのオプションを加えることも。
それら原料をパレットの上に絵の具のように載せていって混ぜて作ります。好みの色に合うまで何度か試してくれるので、思いきって今まで試したことのないようなリップカラーを作ってみて、調整をしていくこともできます。私もいつもは買うことのないダークカラーの口紅を試しながら作ってもらいました。
一からリップカラーを作るだけでなく、廃番になったお気に入りのリップカラーを再現してもらうために訪れる人もいるのだとか。
夜の街中を彩る“ビビッド・シドニー”で始まる秋シーズン。リップカラーで印象を変えたいというお客様で、お店はぎわっていました。
ザ・リップラボ The Lip Labo http://www.theliplab.com.au
取材協力/ニュー・サウス・ウェールズ州政府観光局