お酒を飲みたいときに気になるのが糖質です。お酒の種類による糖質量を知って、賢い糖質オフを心がけましょう。
内臓脂肪を落とす食事ルール
プチ「糖質オフ」
内臓脂肪をためる原因は「糖質」。そのため食事は緩めの糖質オフ、最近広まっている「ロカボ」がおすすめです。お酒も糖質オフを念頭に。。
※「ロカボ」はローカーボハイドレートの略。食事に含まれる糖質を緩やかに減らすこと。<北里大学北里研究所病院 糖尿病センター長 山田悟先生提唱>
お酒は選んで飲む
ダイエットに、お酒は禁止と思われがちですが、糖質量を考えて選んで飲めば意外にも大丈夫。
日本酒やビール、ワインなどの醸造酒は糖質が多いけれど、赤ワインなら糖質はやや少なめ。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は基本的に糖質ゼロなので、選ぶならこちら!
●お酒の種類による糖質量の違い
右に行くほど低糖質。焼酎のお茶割り・お湯割り、ハイボール(ウイスキーのソーダ割り)など、お酒を割る飲み物も糖質ゼロなら安心
- ●混合酒
カクテル・梅酒など - ●醸造酒
紹興酒・日本酒・ビール・ワインなど - ●蒸留酒
焼酎・ウイスキー・ウオッカなど
監修
横山裕一さん
Hirokazu Yokoyama
1959年生まれ。慶應義塾大学保健管理センター教授。医学博士。当初、アルコール代謝を研究、米国留学中、アルコール脱水素酵素(ADH7)の遺伝子解析に従事。本センター異動後は、飲酒を含めた生活習慣、メタボリックシンドローム、脂肪肝などをテーマに数々の研究成果を報告。著書に『こうして落とす! 女性の内臓脂肪』(PHP 研究所)
栗原 毅さん
Takeshi Kurihara
1951年生まれ。栗原クリニック東京・日本橋院長。医学博士。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく病気予防にも力を注ぎ、わかりやすい生活習慣指導に定評あり。肝臓専門医の視点を生かした消化器疾患、糖尿病、高脂血症、脂肪肝、内臓脂肪、肥満などに関する著書多数。クリニックは連日、健康を気遣う中高年で満員に。
ホームページはコチラ
イラスト/かくたりかこ 構成・原文/蓮見則子