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がんで最もリスクが低く効果の高いのが「標準治療」/素敵女医の「がんとの向き合い方」①

MyAge S-Joy ~素敵女医シリーズ~ Vol.20

素敵女医81人に聞きました。
素敵女医のがんとの向き合い方

 

今や2人に1人はなるともいわれる「がん」。素敵女医の皆さんは、この病気にどう向き合っているのでしょうか? 身近な人に相談された際の対応や医師の見つけ方、治療の体験談、さらには、がんにまつわる保険事情について聞きました。

 

あなたががんになったとき、標準治療以外も考えますか ?

がん治療は「基本は標準治療」とした上で「状況により先進医療をがん専門医と相談して選ぶ可能もある」が7%

 

 

最もリスクが低く効果の高いのが「標準治療」

 

もし自分ががんを発症したら、素敵女医たちはどんな治療法を選択する? 「膨大なエビデンスに最良と裏付けられた標準治療が基本」というのは皆、同意見。「状況によっては、厚労省が認めている先進医療(現在は陽子線治療)などの選択を相談する可能性もある」という人も。

 

「がんは今や治る可能性のある病です。理由は3つあると私は思っています。①診断能力が上がった。②治療の手技が精密になった。③薬が飛躍的に進歩した。そして、大規模治験によって最もリスクが少なく効果があると認めら れているのが、がんの『標準治療』です。がん治療にはリスクが伴う場合がありますが、標準治療はそれを最小限に抑え、なるべく効果を高める治療法といえるでしょう。患者にとってのメリット・デメリットが明らかになっていて、上手に病とつき合うには安全かつ最良な治療法です」(美夏クリニック・石井美夏先生)

 

延命が望めない場合に大切な緩和ケア(標準治療をしながら、少しでも快適にいい状態で延命していく)について、ケアができる病院が少ないという問題を指摘する人もいました。

 

 

今回ご協力いただいた81人の素敵女医データ
美容皮膚科  18人
産婦人科・婦人科 11人
歯科  9人
内科  8人
眼科  7人
皮膚科  6人
形成外科  6人
心療内科・精神科  5人
整形外科  3人
美容外科  2人
麻酔科  2人
乳腺科  2人
耳鼻咽喉科  1人
泌尿器科  1人

 

What’s S-Joy?
S-Joyとは、素敵女医(SUTEKI JOI)からのネーミング。Over-45のMyAge/OurAge世代で、 若々しくイキイキと輝いている女性医師に、ずっと美しく健康で過ごす秘訣を伝授してもらうシリーズです。美容皮膚科、婦人科、歯科、形成外科など、幅広い科の先生方の専門知識を生かしたアドバイスや、ご本人が実践していることなどをお伝えします。

 

 

イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子

 

 

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