HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/doctor/251409/

飛田砂織先生が解説<1>血行改善にはタンパク質やビタミンB群が必要/女医の夏冷え&むくみ対策⑥

冷えはなぜ起こるのでしょう? また、どんな食事や生活習慣で防げるのでしょうか? その構造と対策、自身の実践している冷えケアを飛田砂織先生に伺いました。

 

血行改善と余分な水分排泄のポイントは、タンパク質と筋肉!

「夏、エアコンの効いた室内では血流が滞りやすくなります。手足など末梢からの冷えはもちろん、頸部の冷えからくる肩こりも気になります。冷えた室内と暑い屋外との行き来で、自律神経も乱れがちに。胃腸の調子もくずしやすくなるので、冷たい食べ物や飲み物は極力避けることをおすすめします」と飛田砂織先生。

 

栄養バランスが乱れる時期でもあるので、タンパク質を積極的にとり、筋肉量を減らさないようにしながら代謝を上げることが大切だといいます。

 

ビタミンB群が含まれた食事イラスト

「糖質のとりすぎは、夏バテによる疲労感を招く原因に。糖質の代謝を助けてくれるビタミンB1をはじめとしたビタミンB群を積極的にとるよう心がけています。これらの栄養素は大豆食品、豚肉、ウナギ、レバー、サンマなどに多く含まれています」(飛田砂織先生)

 

体を温める飲み物イラスト

すりおろしたしょうがを紅茶に入れて体を温めているほか、毛細血管を丈夫にするシナモンを積極的に摂取。コーヒーや紅茶、りんごジャムを作るときなどに活用しているそう。

 

 

レンジで温めるタイプの保温パック

「クリニックにレンジで温めるタイプの保温パック(上写真)を常備して、冷えたなと思ったら首の後ろや肩、お腹などを温めています」

 

美容皮膚科・抗加齢医学 クリニックシュアー銀座 飛田砂織さん

飛田砂織さん Saori Tobita

51歳 美容皮膚科・抗加齢医学 クリニックシュアー銀座

 

 

撮影/森山竜男 イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子

 

 

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

やや無骨な名前とは裏腹に、上品で優しい芋焼酎! 原日出子さんの簡単おつまみもご紹介中です

PR
<前の記事

<前の記事
第5回/姫野友美先生が実践 冷え対策には、血管を拡張させるマグネシウム入り入浴剤を/女医…

次の記事>

次の記事>
第7回/飛田砂織先生が解説<2>むくみ対策には筋肉も必要。エクササイズを/女医の夏冷え&…

この連載の最新記事

歯科医 丹羽祐子先生「お灸で気の巡りを改善します」/女医の夏冷え&むくみ対策⑬

第13回/歯科医 丹羽祐子先生「お灸で気の巡りを改善します」/女医の夏冷え&むくみ対策⑬

産婦人科・美容皮膚科医 土屋眞弓先生「冷えのタイプに合わせて漢方薬を飲み分けます」/女医の夏冷え&むくみ対策⑫

第12回/産婦人科・美容皮膚科医 土屋眞弓先生「冷えのタイプに合わせて漢方薬を飲み分けます」/女医の夏冷え&むくみ対策⑫

津田攝子先生が解説<2>顔のむくみ対策には湯船で「津田式静脈マッサージ」を/女医の夏冷え&むくみ対策⑪

第11回/津田攝子先生が解説<2>顔のむくみ対策には湯船で「津田式静脈マッサージ」を/女医の夏冷え&むくみ対策⑪

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル