日に日に寒さが募るこの頃。やっと11月らしくなりましたね。
こんにちは!MyAge編集長のあさこです。
暑がりの私にとって、秋から冬は暑さを気にせずおしゃれも楽しめる快適♪な季節。でも今年ばかりは、新型ウイルスのことを思うと身も心も引き締めないわけにはいきません。
あさって、11月30日(月)はMyAge冬号の発売日!
この号では、そんな今だからこそぜひ読んでいただきたい「肺活」を、巻頭30ページの大特集で取り上げました。
厚生労働省の調べによると、肺炎と誤嚥(ごえん)性肺炎を合わせると、「肺炎」は今、日本人の死因の第3位!
それなのに、これまで肺炎があまり注目されなかったのは「肺が丈夫な臓器で、機能の低下も心臓などに比べるとじわじわとゆっくり起こることが多いせいかもしれません。でも、最近は若い世代も含めて全世代で肺機能が弱っている傾向にあります」というのは、呼吸器外科医の奥仲哲弥先生です。
でも、そもそも肺炎ってどういう病気なの? なぜ肺炎になるの? と聞かれると、実はあまりよくわかっていない…という人も少なくないのでは。
気管支や肺に炎症が起きて、肺の機能が低下した状態を「肺炎」と呼びますが、その原因となる微生物の種類によって、以下のように分類されるのだそう。
●ウイルス性肺炎:インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス、水ぼうそうの原因となる水痘ウイルスなどが原因で、激しい咳や高熱、倦怠感が特徴。
●細菌性肺炎:湿った咳とともに黄色や緑色のたんが出るのが特徴で、おもに肺炎球菌によって起こります。肺炎球菌による肺炎は重症化しやすいため、高齢者には肺炎予防のエビデンスがある肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています。
●非定型肺炎:マイコプラズマやクラミジアなど、ウイルスでも細菌でもない微生物が原因。たんが出ることは少なく、乾いた咳が長引きます。
「インフルエンザウイルスが気管支の炎症程度で治まることが多いのに対して、新型コロナウイルスはさらに奥の肺胞にまで侵入し、肺胞の周りの壁に炎症を起こして呼吸不全や呼吸困難に陥るのが特徴です。しかし、肺の機能がしっかりした“肺年齢”の若い人は、そこまで進行せずに回復することができます」(奥仲先生)
また、微生物の体内への侵入を防いでくれるのが、のどや気管の繊毛や粘膜。だから今こそ、のどや肺の機能を高めておくことが重要なのです。
あなたの肺年齢はだいじょうぶですか?
□寒い日や雨の日に咳が出続けることがある
□3週間以上、咳が止まらないことがある
□最近、声がハスキーになった。または低くなった
□静かな場所で、咳ばらいを我慢できないことがよくある
□食事中によくむせる
□最近、飲み込む力が弱くなった気がする
…などなど、上のチェックで思い当たる項目が多い人は、すでに肺の機能が落ちているかもしれません。
MyAge冬号では、より詳しくあなたの肺やのどの状態を調べる「肺年齢チェック」や「のど年齢テスト」をはじめ、真矢ミキさんや森山良子さん、大下容子さんといった美声で名高い方々が「いい声を保つためにしている習慣」や、NYを拠点に世界で活躍するオペラ歌手の田村麻子さんが自ら編み出した肺活メソッドなど、肺の機能を高め、肺年齢を若返らせるための具体的な「肺活」を徹底取材!
肺年齢は、生活習慣と呼吸法、簡単なメソッドで若返らせることが可能です! ぜひMyAge冬号で、この冬から「肺活」をスタートしてください。
そのほか、MyAge冬号には、自分の体と向き合い、日々の生活を丁寧に送りたい40代50代の女性に役立つ情報がいっぱい!
●第2特集は「今、知っておきたい認知症の真実」。5年後の2025年には700万人を超え、高齢者の5人にひとりがなるといわれる「認知症」。原因となる病気にはどんなものがある? 治療法は? 専門医の見つけ方は? など、今から知って備えておきたい最新情報をまとめました。
●コロナ禍の中、改めて人気が高まるウォーキング。でも、「猫背歩き」や「膝ねじり歩き」など、間違った歩き方をしていてはだいなし。悪い歩きグセを直すことで、ダイエットにもなり、心肺や骨まで強くする、“効く”ウォーキングのコツは必見です!
●年金制度が破綻して年金はもらえなくなる? 老後資金はひとり2000万円必要? …そんな風に思っているあなたは“マネー原始人”かも!? 50代は老後のお金と向き合う絶好のタイミング。お金オンチな人にも絶対実践できる「4つのお財布」の考え方で、老後資金プランの第一歩を踏み出しましょう!
MyAge冬号の詳しい内容と試し読みはこちらでぜひチェックを!
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イラスト/Marcus Oakley(CWC TOKYO) 取材・原文/山村浩子