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街中がお祭り騒ぎ!ニューヨークマラソン2023を走ってきました:アボット・ワールドマラソンメジャーズを走ろう!(その2)/50代。乳がんサバイバーになりました。

hijiri

hijiri

都内在住の50代会社員。2019年5月に乳がんと診断される。仕事を続けながら同年10月までに3回にわたる手術を経て、2020年1月に放射線治療が終了。現在は、10年間にわたるホルモン療法薬の服薬を継続、年に一度の検診で経過観察中。放射線治療中も継続したランニングの趣味が高じて、ランニングアドバイザー、スポーツ医学検定2級、ナヴィゲーションスキル ゴールドレベル等の資格を持つ。「琉球茶道ぶくぶく茶」東京分室主催。元おでかけ女史組メンバー。

 

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世界の6つのマラソン大会を制限時間内に完走するともらえる「Six Star Finisher」の称号とメダルを目指すhijiriさん夫妻。2023年9月のベルリンマラソンについで、11月にはなんとニューヨークシティマラソンに参加。他のマラソンとの違いは「自分が、大迫傑選手や高橋尚子選手になった気分になれる」こと!?

アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)を走ろう!シリーズ、2つ目はニューヨークシティマラソン(NYC 正式名称TCS New York City Marathon)です。

 

アボット・ワールドマラソンメジャーズとは、東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソンの世界6大マラソン大会のこと。これらはテレビなどでも中継されますが、出走条件さえクリアすれば誰でも走ることができます。さらにこの6大会全てを制限時間内に完走すれば「Six Star Finisher」として各大会での記録が入った名前入りの完走証とメダルをもらえます。

hijiriさん ニューヨーク イラスト

実はこの大会、2020年に走るはずだったのですが、コロナのせいで大会が中止・・・昨年から復活したのでやっと行くことができました。

 

ニューヨークシティマラソンってこんな大会

 

1970年に始まったニューヨークシティマラソンは、世界でもかなり老舗の大会です。(ちなみに世界で一番古いマラソン大会は、同じメジャーズシリーズのボストンマラソンです。)

 

ニューヨークシティマラソンは、毎年11月第一日曜日の開催。スタッテン島をスタートしてヴェラザノ・ナロウズ橋というアメリカ国内で一番長いつり橋を渡り、NY5区(マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタッテンアイランド)のすべてを通ってセントラルパークでフィニッシュします。
ベルリンや東京などとは違い、コースのアップダウンが多くきついことでも有名ですが、”ビッグ・アップル”ニューヨークを自分の足で丸ごと回れるということでとても人気があります。聞いたところによると、過去には俳優や有名人も結構走っていたそうです。
制限時間は公式6時間半ですが、制限時間が事実上なく、関門がないことも特徴です。

 

ニューヨークマラソンのもう一つの特徴は、ティファニーが長年トロフィーや入賞メダルの制作を担当していることでしょう。名古屋ウィメンズマラソンは、完走者にティファニーのオリジナルペンダントが贈られることで有名ですが、やっぱり「ニューヨークといえばティファニー」というイメージはしっかり守られているようです。

 

応援の熱さと盛り上がりはまさにザ・アメリカン!

 

とにかく応援がすごい!ベルリンもかなり盛り上がっていると思いましたが、レベルが違いました。完全にザ・アメリカンなお祭り騒ぎ!
知らない人でも名前を呼んでがんがん応援してくれるし、たぶん一般ピープルが大迫傑選手や高橋尚子選手になった気分になれるのは、この大会だけなのではないでしょうか(笑)

 

聞いたところによると、知り合いが出ているとかそういうことではなく、応援そのものが定期イベントになっている家庭も割と多いらしいです。これはホノルルマラソンでもそう聞いたので、アメリカあるあるなのでしょうか。

hijiriさん スタート

スタート!

hijiriさん ヴェラザノ・ナロウズ橋

ヴェラザノ・ナロウズ橋、長い!

hijiriさん 警備のポリス

警備のポリスもノリが良いのがいかにもアメリカらしいです

hijiriさん 応援1

hijiriさん 応援2

とにかく応援が熱くて元気が出ます

hijiriさん ゴール

あと驚いたのが、フィニッシュ後のランナー帰宅の混乱を減らすためなのか、コース以外のマンハッタン中心の主要道路、特にセントラルパーク周辺はかなりしっかり封鎖していたことです。
マンハッタンの道は狭いし駐車スペースもあまりないので、大会に関係ない人たちにはいい迷惑だと思うのですが、それでも実施してしまうところがすごいと思いました。

 

そういえば、大会の前日にAbbott Dash to the Finish Line 5Kという5kmのレースに参加したのですが、これ、国連広場からスタートしてセントラルパークに向けてマンハッタンのど真ん中を北上するコース設定になっているのです。つまり数日にわたって道を閉鎖しているわけで、ニューヨーカーの寛容さがすごすぎる!

hijiriさん マンハッタン

テレビニュースでも繰り返しマラソンの話を流していたり、ランナーとわかるとあちこちで気軽に話しかけられたり応援されたり、しみじみニューヨークという街をあげての大会なのだと思いました。コースは確かにきつかったですが、走っていて本当に楽しかったです。

hijiriさん ニュース

本当にずっとニュースでマラソンネタが繰り返されていました。

 

おまけ:ティファニー本店のブルーボックスカフェに行ってきました

 

実は11月上旬は私の誕生日だったりします。もうめでたい歳でもありませんが、せっかくその時期にニューヨークに行くのだから何か特別なことをしたいと思っていたら、当日の夜にキャンセルが出る強運で、誕生日ディナーをティファニー本店のブルーボックスカフェ(Blue Box Cafe)で過ごすことができました。

hijiriさん ブルーボックスカフェ

夫が予約してくれたのですが、予約時に利用目的を聞かれ誕生日と伝えたらしく、なんと店からお祝いもしていただけてとってもうれしかったです。
こういう心遣いはさすがだと思いました。

hijiriさん 誕生日

hijiriさん ケーキ

ほかにも自由の女神を見に行ったり、ブロードウェイでミュージカルを見たり、初めてのニューヨークを満喫しました。
住んでいたことがある夫は、おのぼりさん炸裂の私の相手は大変だったと思いますが、思いっきり楽しんだのでよしとしたいと思います。

hijiriさん 自由の女神

自由の女神に会いに

hijiriさん タイムズスクエア

タイムズスクエア
映画でもよく出てきますよね

hijiriさん 夜景

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