時間がなかったり、近くにクリニックが見つからなかったりという人のための、自宅でできるフェムゾーン医療アイテムについて、産婦人科医の丹羽咲江先生に伺いました。
自宅で腟ケアができるように!
ここ数年、画期的な進化を遂げているフェムゾーン医療。改善しにくい部分だからこそ、形成外科的なアプローチはとても重要です。
でも、「クリニックに行くのが恥ずかしい」「忙しくてなかなか時間がない」「地元にフェムゾーン医療を行っているクリニックが見つからない」という声も。
そんな人に朗報ともいえるアイテムが登場。それがこの自宅でできるハイフ「yoniCARE」。
「自宅用の超音波マシンです。ヘアアイロンのような形状ですが、ライトがつく部分を腟の中に挿入して照射して使用します。自宅で10分間、週に3回の使用で効果があるといわれています。レーザー的な機能だけでなく、ブルーライトで腟内環境の改善にもアプローチしてくれます」(丹羽咲江先生)
少し高額ですが、治療の1クールを考えるとお手頃な部分も。まずはこちらでトライアルという考え方もあるかも。
LEDとレーザーダイオードは、細胞の活動を促進する波長を発し、筋肉や神経、結合組織の細胞機能が向上するよう促してくれます。
yoniCARE ¥79,800/HONMONO
お話を伺ったのは
丹羽咲江さん
Sakie Niwa
咲江レディスクリニック院長
産婦人科医。1991年名古屋市立大学医学部卒業。日本産婦人科学会専門医、日本性科学会幹事。性科学者。2002年開院。性交痛などの相談、治療、フェムゾーンケアの情報発信を積極的にしている
咲江レディスクリニック(名古屋市千種区)完全予約診察
私のモットーは「やさしさ」、「丁寧」、そして痛くない診療にこだわっています
「じっくりと話を聞きながら患者様の悩みを解消していきたい」そんな思いでクリニックを平成14年に開院致しました。
女性はからだもこころも、お一人おひとり違っています。お話をしっかりと聞かせていただき、患者様にぴったりの治療法を一緒に考え決めていくことを重視しています。
撮影/ケビン・チャン 構成・原文/安藤由美