自然の上質感に癒される
「肌触りのいい素材」
ふっくら、しっとり、シャキッと…五感に響く、秋冬ならではの素材のバリエーションは着こなしだけでなく心まで豊かにしてくれます。とびきり素敵に、でもさりげなく着こなしたい。
「コットンカシミヤのマキシ丈。さりげなく贅沢を詰め込んだスペシャルなベーシック!」
クルーネックのマキシ丈ワンピースは、身頃が上質なコットン。右をロイヤルブルー、左をカーキに切り替えた長めの袖口部分がカシミヤという異素材を組み合わせた凝った作り。すとんとした直線的なシルエットは、締めつけ感もゼロ。どこにいても臆することなく、自分らしく振る舞える―そんな一枚です。ストールやバッグにも袖口とリンクするロイヤルブルーを配して。
カシミヤタッチのクチュール感
黒田さんに「ポケットやフードのステッチに萌える」と言わしめたスーパー150ウールの大人パーカ。レオパード柄とのリバーシブル。ゆったりしたサイズ感はタイトスカートにも。
日本の匠がハンドステッチ
真っ白なリネン素材のプルオーバーは、首元がすっきり見えるボートネック。今季のブランドテーマにちなんで、カフェのメニューを日本の職人が一枚一枚、手作業で刺繡しました。玉結びの味わいにも注目して。ステッチは赤のほか、ブルー、ブラックがそろいます。
つけていることを忘れそう
極細シルク糸のランジェリー。繊細な肌触りは第二の肌をまとったような自然な着用感で、冬は暖かく夏は涼しい、理にかなったシルクのよさが実感できます。肌に触れるものこそ、上質なものを選んで健やかに過ごしたい。ほかの形のショーツやキャミソールも。
物語のあるサステイナブルな香り
9種類ある香りのひとつひとつに、思い出が詰まったストーリーを添えたキャンドル。天然由来成分やリサイクル素材を使い、英国の職人によって伝統的な技法で丁寧に手作りされています。写真の“palais”は、ダマスクローズをこよなく愛したマリー・アントワネットへのオマージュ。
黒田知永子さん Chieko Kuroda
1961年生まれ。学生時代に「JJ」でモデルデビュー。その後「VERY」「STORY」「éclat」の表紙キャラクターを務め、女性誌やテレビ、カタログなどで活躍中。単行本『CHICO MY FAVORITES』VOL.1〜3、私服スタイルや愛犬・愛猫との暮らしぶりが人気のインスタグラム@kuroda_chiekoも必見!
撮影/浅井佳代子 モデル/黒田知永子 ヘア&メイク/福沢京子 スタイリスト/小倉真希 取材・原文/向井真樹