スタイリストでブランド「ユナヒカ」のディレクターを兼任する佐伯敦子さんと、コラボレーションした黒田知永子さんが、好きな服を作る愉しみを対談形式でご紹介します。
yunahica × chieko
[好きな服を作る愉しみ]
老後の愉しみとしても続けていきたい
「一緒に楽しいことをしない?」。スタイリストとブランド「ユナヒカ」のディレクターを兼任する佐伯敦子さんの提案から始まったコラボレーション。仲良しの二人が手がけた初アイテム、デニムはたちまち評判に。
佐伯 チコさんとのコラボは、ユナヒカにひと味違う風が吹くと面白いなあと思ったのがきっかけです。何度も試着と修正を繰り返したデニムが、大人の方に満足いただけるものに仕上がったことがうれしくて。
黒田 私が試着して発信することで、着こなしの提案ができたらいいなと思っています。サイズ次第でいろいろなはき方ができるのも、このデニムの魅力だから。
佐伯 春夏のコラボで作ったレースブラウスも、チコさんらしい。
黒田 私の好きなレースを使い、甘くなりすぎず、体型を気にせず涼しく着られるトップスができました。
佐伯 これならかわいいとか、ああだこうだ言いながら物を作るのってやっぱり楽しいよね。
黒田 物作りにかかわれるって幸せ。二人で結構、真剣にやっています!老後の愉しみとして、これからも続けていけたらいいな。
New Project
[新ブランド始動]
あるご縁でこの秋、ECサイト「STYLEVOICE.COM」で、黒田知永子さんがプロデュースする服ブランドを立ち上げることに。
「服を作って販売するだけでなく、製作の過程や作り手の思いを発信できるところに可能性を感じました」。アイテムの魅力を伝えるコンテンツと黒田知永子さんの審美眼が光るアイテムが楽しみです。
※詳細は黒田知永子さんのインスタグラムでお伝えします。
「大人に似合う」yunahica×chieko
春夏の新作コラボは、レースをたっぷり使ったコットンブラウス。長めの着丈に、肩を少し落として二の腕を目立ちにくくするデザインに。フリーサイズで色は黒のみ。
人気のデニムは、0、1、2の3サイズ展開。インディゴのほかにブラックもそろいます。
黒田知永子さん Chieko Kuroda
1961年生まれ。学生時代に「JJ」でモデルデビュー。その後「VERY」「STORY」「éclat」の表紙キャラクターを務め、現在も女性誌などで活躍中。stand.fm 「黒田知永子のchikoplusチャンネル」も好評。ユニットブランドyunahica(ユナヒカ)とのコラボレーションをはじめ、活躍の場を広げている
撮影/浅井佳代子 モデル/黒田知永子 ヘア&メイク/福沢京子 スタイリスト/佐伯敦子 取材・原文/向井真樹