こんにちは、ギリコです!
OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」。
今回きいてみたのは「子どもだった昭和時代、夢中でみたテレビ番組は?」です。
「スチュワーデス物語。なかでも片平なぎささんの役が印象的で〝ヒロシ……!〟といって口で手袋を外す仕草が学校で流行りました」「俺はあばれはっちゃく。主人公のわんぱく少年が毎回〝父ちゃん、情けなくて涙が出てくらぁ〟って怒られる、初代バージョンが好きでした」「熱中時代!こんな先生がいる学校に通いたいと本気で思った」「人形劇のひょっこりひょうたん島。ウキウキする音楽、わくわくするストーリーに夢中でした」「夕やけニャンニャン。おニャン子クラブが大好きで、彼女たちが着ていた〝セーラーズ〟に買い物に行ったのも楽しい思い出です」「アニメの花の子ルンルン。いつ自分の町にルンルンが来てくれるのだろうと期待した」「バビル2世。主人公の学生服が好きで、今だに制服姿の男子を見るとときめきます」「エースをねらえ!です。主人公の粘り強さと根性、そして宗方コーチにも憧れました。このアニメに影響されて、中学ではテニス部に入りました」
といったように、たくさんの懐かしい番組名が寄せられました!
さぁ、それでは結果発表です。
今回はバラエティ、アニメ、歌番組、ドラマの4つの部門に分けてランキングをご紹介します!
じゃじゃ~~んッ
■バラエティ部門
1位「8時だヨ!全員集合」
「8時だヨ!全員集合が大好きでした。家族みんなで大爆笑。すでに母は他界し、父とは離れて暮らしていますが、今思えば我が家の一家団欒の時間でした。」(44歳・パート・アルバイト)、「弟とふたりでみていました。当時テレビは一家に一台の時代でチャンネル争いがよく起こりましたが、それさえ懐かしい思い出です」(46歳・会社員)、「ドリフの全員集合です。ふだん子どもは8時に寝ないといけなかったのですが、全員集合だけは特別にみせてもらえました。番組が終わったらすぐ寝ないといけなかったのが悲しかったですが、とても楽しみでした」(46歳・パート・アルバイト)、「ふだん子どもが見るテレビ番組には厳しかった父ですが、ドリフの全員集合はOKでした。父も一緒になってみては、ゲラゲラ笑っていました。毎回、ゲストが誰なのかも楽しみでした」(45歳・パート・アルバイト)
2位「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」
「ダンス甲子園にはまった」(46歳・会社員)、「番組でつくった〝たけしの招き猫〟をわざわざ買いに行ったほど、この番組が好きでした」(50歳・会社員)、「元気が出るテレビは、家族でみた思い出の番組です。木内みどりさんや松方弘樹さんなど、今思えばバラエティ番組としては意外だったキャストが印象的でした」(52歳・会社員)
3位「オレたちひょうきん族」
「タケちゃんマンやひょうきんベストテンが大好きでした。学校ではドリフ派とひょうきん族派に分かれていて、月曜日になるとどのコントが面白かったか、あれこれ話すのが楽しみでした。私はひょうきん族派でした」(46歳、パート・アルバイト)、「ひょうきん族はクラス全員がみていたので、番組をみないと話についていけない雰囲気でした」(50歳・専業主婦)、「ひょうきん族!土曜日の夜が待ち遠しかったなぁ。エンディングの曲も大人っぽかった」(52歳・専業主婦)
■アニメ部門
1位「アルプスの少女ハイジ」
「オープニングのハイジが乗っているブランコ、干し草のベッド、おんじのつくる料理……経験してみたいことばかりでした」(56歳・専業主婦)、「素晴しい景色とストーリーに引き込まれ、大人になったら、新婚旅行はスイスに行くと決めていました。けれど実際は、予算オーバーのため北海道に」(53歳・パート・アルバイト)、「アルプスの少女ハイジが大好きでした。クララが自分の足で立ったときの感動は、大人になった今でも覚えています」(53歳・会社員)、「番組に出てくるパンとチーズがとても美味しそうだった。小さな白い山羊、ユキちゃんも可愛かった」(52歳・会社員)、「オンジがチーズをのせて暖炉で焼くパンが、とてもおいしそうだった。あれは今でいうところのラクレットチーズだったのかな。当時はそんなことは知るよしもなかったので、トーストにスライスチーズをのせて食べていましたが、それでも十分満足していました」(57歳・会社員)
2位「キャンディ♡キャンディ」
「キャンディ・キャンディが大好きでした。イライザに意地悪されても頑張るキャンディにいつも声援を贈ってました。髪型もマネ、自転車もキャンディの絵柄のものを買ってもらいました。懐かしい……」(52歳・会社員)、「孤児のヒロインキャンディが持ち前の明るさとたくましさで、自分の道を切り拓いていくスートーリーが好きでした。キャンディは長じて看護師になりますが、それがきっかけで私も同じ道を目指すことになりました」(50歳・会社員)、「登場する男性陣(アンソニー、テリー、ステア、アルバート、アーチー)が素敵で、友だちと誰がタイプか話しては盛り上がったことを覚えています」(53歳・パート・アルバイト)
3位「魔法使いサリー」、「アタックNO.1」
「魔法使いサリーが好きでした。自分の中に変身願望が芽生えたきっかけになったアニメかも」(58歳・専業主婦)、「サリーちゃんのパパとママが素敵で憧れました。よっちゃんの3つ子の弟たちもトンチンカンで面白かった」(52歳・会社員)、「魔法使いサリーはオープニングの曲も大好きでした」(52歳・会社員)、「アタックNo.1のいろいろな試練に耐え、強くなっていく鮎原こずえは憧れでした。早川みどりの消えるスパイクや福岡代表チームの三位一体の技など、実際はできるはずもないのに友だちと夢中になって、なりきりました」(60歳・専業主婦)、「アタックNo.1をみて、バレーボールを始め、その後、ママさんバレーのチームにも入った」(58歳・専業主婦)
■歌番組部門
1位「ザ・ベストテン」
「ザ・ベストテンが始まるとテレビの前にラジカセを置いて、録音していました。よくあることですが、家族に〝静かにして!〟と言いながら録音していました」(52歳・専業主婦)、「チェッカーズが大好きで、欠かさずみていました」(49歳・会社員)、「憧れの松田聖子さんを見るためにみていました。髪型もマネしました」(56歳・専業主婦)、「司会の久米宏と黒柳徹子の掛け合いも面白かったし、歌手が歌うときのステージセットも豪華で毎回楽しみだった。一生懸命、番組をみて歌詞と振り付けを覚えては、学校でみんなでアイドルになりきっていた」(52歳・会社員)、「寺尾聰が連続1位のとき、スタジオに椅子が用意されていたのが忘れられない」(56歳・パート・アルバイト)
2位「夜のヒットスタジオ」
「新曲をいち早く聴けるので楽しみにしていた」(50歳・会社員)、「ゲストも毎回豪華でいつも楽しみだった。司会をしていたのが芳村真理さん。懐かしいなぁ」(53歳・会社員)
3位「ベストヒット USA」
「放送されるのが夜の遅い時間だったので、親に早く寝なさいと怒られながらも、姉とふたり真剣にみていました」(52歳・パート・アルバイト)、「邦楽にはない斬新でかっこいい曲やプロモーションビデオが楽しみで、夜遅い時間帯にもかかわらず夢中でみていました」(50歳・パート・アルバイト)
■ドラマ部門
1位「大草原の小さな家」
「主人公ローラになった気持ちでいつもみていた。きれいなお母さん、頼もしくてかっこいいお父さん、家族が思い合って暮らす様はまさに憧れの家族像です」(58歳・パート・アルバイト)、「母が海外ドラマや洋画が好きだったこともあり、大草原の小さな家を一緒にみていました。高校のときに好きだった男の子もこのドラマをみていたと知り、話しかけたかったのですが、恥ずかしくてできなかった。今でも悔やまれます」(48歳・パート・アルバイト)
2位「赤いシリーズ」
「赤い運命、赤い衝撃、赤い疑惑など〝赤いシリーズ〟です。とにかく山口百恵ちゃんが大好きだった。その頃から共演の三浦友和さんとお似合いのカップルだと思っていた。父親役の宇津井健さんは、理想の父親像でした。子どもながらにドロドロしたドラマの展開に釘付けで、あれから45年経った今でも主題歌やセリフ、ドラマのシーンを覚えています」(54歳・専業主婦)、「まだ小学生だったのですが、山口百恵さんのドラマ〝赤いシリーズ〟をみたくて、一旦部屋で寝たふりをして、こっそりと起きては、茶の間の隣の台所からテレビをのぞきみていました。たまにそれが見つかり、叱られたものです」(59歳・会社員)、「山口百恵と三浦友和のドラマ〝赤いシリーズ〟。母が厳しくて、なかなかテレビをみせてもらえなかったので、みるのに苦労しました」(58歳・公務員)
3位「奥さまは魔女」
「奥さまは魔女というドラマが大好きでした。主役の魔女サマンサの服や髪型、生活がおしゃれでアメリカに憧れながらみていました。ドラマの影響で、家でレンジでポップコーンを作ったりしました」(55歳・パート・アルバイト)、「ファッション、インテリア、ライフスタイルが当時の日本の家庭とは違う点に魅了され、夢中でみていました。サマンサのファッション、家の間取り、インテリア、育児の仕方(子どもは子ども部屋で寝かせる、など)憧れました」(59歳・会社員)
「隣の50歳」、今回はここまでですがいかがでしたか?
懐かしいテレビ番組名が次から次に寄せられ、ギリコも読んでいてとても楽しかったです。
散歩に出ると、梅や福寿草、クロッカス、水仙……春の訪れを告げる花々が咲き始めているのに気づきます。
とはいえ、まだまだ寒い日も。
季節の変わり目、どうぞご自愛くださいね。
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イラスト/すぎうらゆう