女性誌で大活躍! 占い界の二大カリスマが2020年を読み解く
シリーズ累計37万部突破! 今年も9月のリリース以来、大好評発売中の『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2020』。その発売記念イベント第2弾「水晶玉子の開運HAPPYセミナー」が11月24日に千代田区の出版クラブで開催されました。
的中率抜群、“開運のカリスマ”と呼ばれる水晶玉子先生と、アカデミックな方法論で星の動きを解き明かす占星術研究家、翻訳家として活躍されている鏡リュウジさん。このお二人の生トークが聞けるとあって、セミナーは満員の大盛況。
会場のテーブルにはオリエンタル占星術のマスコットの”星の子”がアレンジされたどら焼きや、水晶先生のマスコットのウサギの形をしたクッキーなど、玉子先生監修による開運スイーツが用意され、これを食べるだけで運気が上がりそうなハッピー感?
さて、いよいよ開演の時間です。水晶先生はグリーンを基調にしたプリントワンピースに、緑色の石・エメラルドやペリドットのアクセサリー、そして緑のネイルで登場。
「2020年はオリエンタル占星術では『畢宿(ひっしゅく)』の年。畢宿の色は緑、中でも黄緑色が幸運の色なんです。皆さんもちょっとした小物に取り入れて楽しんでみてください。花を飾ったり、果物狩りやお花畑にでかけるのもいいですよ。鉱物がパワーを持つ年なので石、宝石なども身に着けてほしいラッキーアイテムです」
会場もテーマカラーは黄緑。スタッフの衣装もグリーン系という徹底ぶりで、集まってくださった皆さんに2020年のラッキーパワーをお届けです。
先生からは、開運スイーツの説明も。「2020年は庚(かのえ)の年で金性の年なんです。乾燥する意味があるので焼き菓子、ウサギのクッキーを。西洋占星術では12月3日から山羊座に木星が入りますが、山羊座のカラーは茶色なので、もうひとつはどら焼きにしました」
ラッキースターである木星が山羊座に入ることには大きな意味があり、これが、やがて土星、冥王星まで同じ星座に入るという大変化の幕開け。この深い意味に会場中「おおー」と納得。
さて、ここでお待ちかね、スペシャルゲストの鏡リュウジさんの登場です。
ビシッとしたスーツに、胸ポケットから星の子をのぞかせてくれています。
実はお二人は、平成初頭からの長―いご縁というからビックリ。雑誌の占い特集で何度もタッグを組み、海外取材もご一緒した仲だとか。
鏡さん「玉子先生の占いは本当に当たるんですよ。タヒチ取材で、パスポートを入れた貴重品袋を失くしたときに、ずばり、占いで探してくれました」
水晶先生「あんまり困ってらしたんで、あの時は易を立てたんですね。コインを使って占ったら、失せ物が暗い中からこちらを見ていた。で、”セーフティーボックスの中にありますよ”と言ったら当たったんです」
鏡さん、セーフティボックスにしまったことを忘れていた・・・というお茶目なオチでした。
こんな、ほのぼのした一面もありながら、鏡さんは「占いは学問の対象にはなるけれど、学問ではないし、統計でもない、当時の考え方を学ぶもの」という硬派な学究肌。
一方の水晶先生も、占い師としてデビューした後に大学院に通ってサンスクリット語を学んで、仏教儀礼論で修士を取り、「占いは、勉強しないとわからなくなる」と精進を忘れない理論派。
互いをリスペクトする二人の対談は、鏡先生の「すでに、エリザベス一世は自分の星座を知っていた」とか「西洋占星術が日本に広まったのは、アメリカより2年早い1966年」などのマニアな知識満載で会場をうならせつつ楽しく進行します。
そして、この二人が「今年末から2020年、星はものすごく大きな変化を差し示している。こんな節目となる年はめったにない」と言うのだから、その予見は拝聴しなければ!
世界は、200年に一度の大変化に直面! どう乗り切る?
鏡さん「西洋占星術では木星と土星が重要で、この二つが同じ星座に入るのを”グレートコンジャンクション”といいます。20年に一度起こることで、”その時代の世代が交代する”という変化が起こる予兆なんです」
水晶先生「そのグレートコンジャンクションが、これまでの200年間は「土」の星座で起きていたのに、2020年からは「風」の星座で起こることが重要な意味を持っていますね。「土」の星座の時代はモノ中心でしたが、「風」の星座の時代は、情報や知性、知恵というコトが重要視される時代になります」
鏡さん「キャッシュレスや5G、バーチャル、AIなど、これからますます加速してゆくでしょうね」
水晶先生「モノを所有することに意味のあった時代は終わりますね。200年前、産業革命から始まった、新しいものを生み出すような物質的進歩はもう行きついて、今後は、それをどう使っていくかが重要になるんじゃないでしょうか。自動運転のクルマのルール問題や、生殖技術の倫理問題。クローンや産み分けなどが可能になってもそれを人間がどこまで許すのか、許されるのか。その技術をどういうふうに使っていくのか。そういうことを整えたり考えたりしていくのが「風」の時代のテーマなのかなと思います」
そんな時代に、個々人はどうしたらいいのか。アドバイスをいただきました。
水晶先生「大きな変化が訪れる、と聞くと不安を抱く人もいると思いますが、これからどんな世の中になるのか、皆さんにはぜひ、面白がってほしいと思います。変化は悪いことではありません。でも、変化を怖いと思うのは、今が幸せだからなんですね。その幸せを大切にしつつ、いいことも変化でやってくるのだから、変わることを恐れないことです」
鏡さん「逆に言えば、今が不遇だと感じている人は、自分を取り囲む現状が変わりますから、これからはラッキーだと考えられますね」
水晶先生「いつも言うことですが、ピンチはチャンスなんです。足元が揺らぐときは少し先を見るといいんです。目先のことにとらわれずに、物事を大きく捉えること。
それと、恋愛運を上げるいい方法をよく質問されるのですが、2019年は最後の「土」の星座のパワーで、安定を求めて結婚する人が多いんですけれど、2020年は、一緒に変わっていける人を見つけるような、そういう恋愛がうまくいくと思うんです」
鏡さん「僕からの開運アドバイスは、”欲をかかないこと”ですね。”○○になりたい”という願いは、ヘタをすると、そうなれない恐怖と抱き合わせなんです。
具体的な目標で願いを縛らずに、これからは変化の時代ですから、目標も臨機応変に変わることがあっていいんだ、と気持ちに余裕を持ちましょう。
神様にお祈りするときは”一番いいようにしてください”、”皆がいいようにしてください”というのがいいと思います」
お二人のアドバイスをしっかり胸に刻んで、2020年の新しい流れをチャンスに変えていきましょう!
運命のトライアングル!? そして運試し抽選会へ
対談終了後、コーヒーとお菓子のブレイクタイムを挟んで、協賛の株式会社CAMが運営している占いサイト、水晶先生の”新ペルシャン占星術”についての紹介がありました。
「新ペルシャン占星術は、東洋の六十干支を使った四柱推命と、西洋占星術とを織り交ぜて、新しい視点でお見せしたいなという志を持って考えた占いです。中でも”運命のトライアングル”のコーナーが人気なんですが、二人の性格と相性が円グラフ上に三角形で描かれるもので、一目でわかるのがポイントです」
ということで、話題のカップルで具体的に説明が。その三角形の形、大きさ、描かれる場所、重なり具合などから、それぞれのご縁の形がわかる仕組み。自分と誰かのトランアングルも知りたくなってきます。
”心配なのは激動の時代より大切な人との関係よ!”と思う方はチェックしてみては。
そして、ラストは開運アイテムが当たるお楽しみ抽選会!!
水晶先生の個人鑑定チケット1名様の他、2020年の開運スポットである東京タワーのチケットや、オリエンタル占星術のマスコットキャラクター・星の子の抱きクッション、ポーチ。
開運の石を水晶先生がセレクトした「マルラニハワイ」さんのパワーストーンブレスなどなど、素敵なプレゼントがどっさり。鏡さんからは「星がささやく未来予報カレンダー2020」と「あなたに贈る幸せのROSEカレンダー」がプレゼントされました。
会場にはお二人の著書の販売ブースや、水晶先生監修の「マルラニハワイ」開運ブレスや、「リーマルシェ」コラボ開運財布の展示も。鏡さんのサイン会もサプライズで行われました。
盛りだくさんの内容で楽しんで、開運知識も得た充実の「水晶玉子の開運HAPPYセミナー」。
水晶先生「いろいろな占いがあり、いろんな占い師がいます。でも、鑑定の元になるものは、ホロスコープや干支など、一緒なんです。それをどう読み解くか、どう考えるかというのが占い。ですから、私ではなくても、”この人は自分が欲しい言葉をくれる”という占い師を選んでください。そして、毎日が楽しくなるように占いを活用してほしい。
2020年は戸惑うことも、暗い気持ちになることもありがちです。でも、それは星のせいだと思って受け流して、ちょっとでも幸せになれる言葉を探して、前を向けるように占いを使ってほしいと思います」
水晶先生の言葉にエネルギーをもらって、素敵なセミナーが終了しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・鏡リュウジさんの著書や今後の活動は公式サイトをチェック!!
・2020年の全運勢と毎日のアドバイスつき、詳しい開運法はこちらを!『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日のメッセージつき 開運暦2020』(定価:本体1400円+税 集英社)
協賛:株式会社CAM
主催:集英社コンテンツ事業部
取材&文:筒井晧子
撮影:細谷悠美