実はリゾートや温泉、飲食の旅も、大好きですが、海のきれいなリゾートのサンセットのマジックアワーが大好物。そんな私が、聞きつけたのは
「ドゥテルテ大統領の一声で、半年間完全に島をクローズ、リゾートも閉めて海を蘇らせたボラカイ島が美しい!」 というお話。
世界屈指の白砂が長く続くことで有名な、あのボラカイが! それは行かねば!!
ということでひとっ飛びしてきました。
マニラまでは、4時間、沖縄とさほど変わりません。そこから小さな飛行機で1時間弱。着いた隣の島から船で島に渡ります。
噂に違わぬ美しい海! 光で刻々と色を変えていくのがまた素敵です!
ここは、シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパ。長く続くホワイトサンドビーチの先端にある、プライベートビーチに面したリゾートです。
フィリピンでは、シャングリ・ラのステイタスが高いのですが、その中でも最高峰とされているこちら。ボラカイに泊まるなら、ここがお勧めです。
なぜなら。
島に渡るのに、他のリゾートだと乗り合い船で南端の港に着くので、一番きれいな白砂浜の北、ブロック1のリゾートまでは、けっこうな時間、バスで揺られて行くことになるそう。
でも、シャングリ・ラであれば、空港にお迎えが来て、専用車でホテルのラウンジに行き、そこからホテルのスピードボートでものの15分で白浜の北端にあるホテル桟橋に到着。もろもろ含めると、移動にかなり差がつくとのこと。
これは部屋からの風景ですが、右の丸い屋根のある桟橋にボートが泊まっているのがわかりますか? ここにスピードボートが着くのです。
ゴージャスなヴィラもいいけど、海と空、マジックアワーを部屋から眺めるなら、メイン棟の最上階、630番台後半のシービューのお部屋も最高にいい感じです。ベランダには、テーブルとチェアが2脚に、ペアカウチもあって、ここでゴロゴロしながら、というのも気持ちいいのです。
目の前は、ヤシと空と海と砂浜だけ! しかもプライベートビーチには、ほとんど人がいなくて静か!!
お散歩すると、インフィニティプールが! これは先の方が深くなっているので、小さな子供は来ません。
先端まで泳いでいくと、見えるのは青い海だけ。
ひとりでプールに浮いて、ぼーーっとしてしまいます。左奥にはジャグジーと、オープンエアのトリートメントベッドが、カップル仕様で2台あり。
もちろん広いプールも。プールの周りには、芝生と砂浜があり、カウチや、デッキチェア、ガゼボなどがいろいろ置かれていて、思い思いの場所で寛げます。
そして、プライベート感あふれるインフィニティプールの脇を上っていくと。。。
Sirenaシーフードレストランと向かいのbarの脇に、人気のソファーバーが。
サンセットをここで見る人たちも多いとか。
もちろん、誰もいない浜辺でのサンセットのマジックアワーも素敵です!
そして、気になるレストランはというと。
これは、Rima メディテラニアン ツリートップ ダイニング。
ここにはレストランが3つと、プールサイドに、ピザ窯やアイスクリームバーがある軽めのレストラン&バーが。
先ほど書いたシーフードレストランには、awardを取ったシェフがいるそうですが、各レストランが、どこもはずれなく、クオリティが高くてびっくり!
朝食の場所でもある、Vintana アジアンカフェがまた、タイ、フィリピン、インド、ちょっと和な要素もあったりして、セレクションが楽しいメニューでした。朝食もとても充実しているけれど、ランチに通って、各国料理を制覇したほど、一品一品がいい塩梅の仕上がりなのです。
Vintanaのタイ料理。海老もぷりぷり。どの国の料理も品よく、味付けもそれぞれに決まっていて、いろんな国のシェフがいるのかしらと思ったほど。
シーフードレストランは、例えばマッドクラブなども、実がしっかり入っていて火入れもぴったり、チリの甘辛の効かせ方も絶妙で、恐れ入りました。
向かいにあるbarにはクラフトラムがたくさん、スパイスを使ったラムカクテルのレシピが絶妙で、飲んだことのない美味しさに、もう1種類、試してしまったり。
島の上の方にあるツリートップダイニングも、リゾットはばっちりアルデンテ、他のお料理も、魚介の味わいなどもバランスよくて、好感度大です。
そんな中で、実はきゅうりのジントニックが、すごく美味しすぎて驚き!!
すっきりと軽やかで澄んでいて、喉越し抜群! 珍しく何度もオーダーしたほど。
もちろんストローは、ペーパー。お部屋の水もガラス瓶を使用。
プラスチックの使用の削減と共に、自然保護も徹底、観光客の数も制限し、ウォータースポーツも場所や人数をコントロールしているのだそう。
環境に気を遣うことに対して、サスティナビリティリゾートとして、地域のリーダーシップをとる意識で行っているとのこと。
で、スパはというと!
スパの正面に回る前に、ちらりと建物が。
左の緑から橋が延びているのが正面ドアへの入口。
プールとジャグジーを囲むように、トリートメントルームのヴィラが建っています。
とてもゆったりした造り。
ベテランのセラピストがいたりして、ほんとにトリートメントを受けると、この国にはマッサージが向いている手の人が多いと実感します。
けっこう習得が大変なビオロジックルシュルシュから、地元のハーブとオイルまで、扱っているコスメティクスも多彩。これだけでも実力派が揃っているのがわかります。
本館に戻って、こんなバーバーやネイルサロンがあるシックさもなんか素敵です。
あとは少し、ゆったりヴィラを最後にご紹介。
これは高台にあるツリーハウスヴィラ。
他にも、プールヴィラ、部屋にインフィニティプールのあるオーシャンヴィラなど、ベッドルームが2~3室ある部屋は、ファミリーや仲間で泊まるのもよさそう。
時々刻々と移る海と空の色がほんとうに美しく、白砂がサラサラのプライベートビーチが独占状態だったりする、ボラカイ シャングリ・ラ。
心も体もほぐれていく気持ちになれます。
Shangri-la’s Boracay Resort&Spa