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日本女性が自分のために作ったものを多くの人にも! オーストラリアのアンチエイジングスキンケア

小野アムスデン道子

小野アムスデン道子

世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、旅の楽しみ方を中心としたフリーランス・ライターへ。
旅と食や文化、アートなどライフスタイルについての執筆や編集、翻訳多数。
日本旅行作家協会会員。
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こんにちは、小野アムスデン道子です。なかなかリアルな旅が難しいこの頃ですが、旅はその時の素晴しい体験や出会いが後まで続く友情や行動のきっかけになることも。

小野 松久保さんと化粧品ph1

写真の女性、オーストラリア在住の松久保朱美さんとは、以前一緒に現地を取材し、その後も取材でオーストラリアに行った時や朱美さんが帰国された折、またSNSでと、かれこれ10年以上お付き合いが続いています。

 

朱美さんの本業は、なんと海外留学手配や語学学校の経営。日本でダイブショップを経営していたこともあり、事業拡張でオーストラリアに進出する際に、渡豪する人や留学生をサポートする会社の運営もスタートし、後に発展して語学学校を作ったのだそう。

 

オーストラリアに来る日本人のために、現地情報を発信しようと、現地ライターとしても活動をされていた時に、私とも出会ったのでした。朱美さんもOur Age世代、そして同じ関西出身というので気が合ったのですが、とにかくそのマルチな活躍ぶりに、海を超えていても、近況を聞くだけで刺激になりました。

 

小野 松久保さん 海辺にて

日射しが強く乾燥もするオーストラリアでスイミングやゴルフなど、アクティブにアウトドアで活動をしているのに、いつも色白ではりつやのある美肌の朱美さんに、シドニーに取材で訪れた折「どんなスキンケアを使っているの?」と聞くと「実は、私、自分で肌にいい素材を研究して作ってるの」と言われて、いくつも仕事を掛け持ちしているのにすごい!と驚いたのが2015年。確かに有名なジュリークやイソップもそうですが、オーストラリアはナチュラルスキンケアへのこだわりが強い人が多い国。マーケットにもソープやハンドローションを手づくりして出店している人もいます。

 

「やっぱり自分の肌につけるのは、品質のいい素材で、いい成分はたっぷり使いたいでしょ。ただ、同じ成分でも産地も違えば濃度も違う。市販の製品に成分は明記されているけど、詳しいことまではわからないので、自分で納得のいくものを研究してるの」と朱美さん。

 

スキンケアを開発・製造する会社が開催していたスキンケアクリエイティブコースへの参加をきっかけに、その後、そのスキンケアクリエイティブのアドバンスコースを受講。そして、ケミストリー(化学のコース)とスキンケアビジネス(法律、ブランディング、マーケティングなど)も学んだそうです。「それで試作したものを今使ってるんだけど、よく人にもお肌きれいだけど何でケアしているの?て聞かれるの。それで商品化しようといま模索中」と聞いて、そこまで考えているとは!さらに驚いたのでした。

 

その後、朱美さんとはFacebookなどで近況のやり取りをするぐらいだったのですが、ちょっとオーストラリアのことがしばらく上がっていない時期もあって日本に長めの里帰りかなとか思って、時が過ぎていました。実は、日本に帰国した際に病気が発覚し、そのまま日本で2年間治療をされていたのでした。2019 年からはコロナで日豪の行き来が出来なくなって、私もオーストラリア訪問を断念。

 

 

久しぶりに連絡をとったのが先月。どうしてもオーストラリアのドリンクの写真が必要で、撮影をお願いするのにオンラインでミーティングすると「道子さん、スキンケアが出来たの!オンラインでも販売するのよ」と完成したアンチエイジングスキンケア「Reborn」のHPを見せてくれたのですが、その本格的なプロダクツにびっくり!フェイシャルオイル、フェイシャルトナー、フェイシャルクリームの3つのシンプルなケアです。

このアンチエイジングスキンケアは、すべてオーストラリア国内で製造・品質検査された100%オーストラリア産。アーモンドスイートオイルやオーストラリア産のホホバオイルなど栄養豊富な各種オイルに加えアロエベラや、世界の食物の中で最もビタミンCが豊富とされるオーストラリアで生息するカカドゥプラムのほか、コエンザイムQ10、ビタミンB3、C、Eなど抗酸化効果の高い成分もたっぷり。もともと自分のアンチエイジングを考えて開発したというだけあって、成分には徹底的にこだわったそう。容器も雑菌が入らないようにエアレスにこだわって、オトナ可愛いデザイン。

 

小野 松久保さん 肌チェッカーph4

そして何より「乾燥が大敵のオーストラリアだけど、私は朝起きた時も肌が潤ってるの」という朱美さんの実感と「起床して洗顔後に肌の状態をチェッカーで測るけど、弾力性がよいのでいつもニコニコ印表示」というのが成果を物語っています。「Reborn」という名前には、すべての女性が素敵な肌に生まれ変わってほしいという願いが込められています。今、HPは英語ですがこれから少しずつ日本語にも翻訳していく予定で、オーストラリア国内はもちろん、日本への配送も可能だそう。

小野 松久保さんキックスクーターph2

 

オーストラリアへの看護関連留学の斡旋もされていた中で出会ったナースの方との2人3脚で出来上がったスキンケアは、朱美さんがまた一つスタートした新事業。「今までもいくつかビジネスをやってきたけれど、やっぱり新しいビジネスを考えてる時が一番ワクワク!新鮮な気持ちになるって大事だなと実感しています」という朱美さん。Reborn は、朱美さんにとっての美&元気のモトでもあるのです。

 

Reborn Skin Care

 

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