金沢は市街地でもけっこう緑が
あふれています。
そんな中でも
昔からのお気に入りが
「本多の森」です。
そこで
爽やかな一日をすごしてきました。
石川県立美術館では 『革新の視座』展が開催されてました。 石川ゆかりの作家による絵画・造形の 作品展です。
駐車場の渋滞を覚悟してきたところ 早めに着いたのがよかったのか、 館内はさほど、混雑もしていなくて 静かに、鑑賞できました。
作家名は 加賀谷 武さん 木下 晋さん 久世 健二さん 庄田 雷寛さん 蓮田 修吾郎さん
まず、目に飛び込んできたのは 木下さんの鉛筆画です。 あっ。と、思いました。 初めて観る作家さんだと思っていたのですが 昨年、訪れた瀬戸内国際芸術祭の豊島でみた 作品の、作家さんということに 気づきました。 たしか101歳の瞽女さんを描いた作品でした。 今回もそのモデルさんたちの、生き様を彷彿とさせるように 圧倒的な筆致で観客を引き込みます。
その他、金工作品や彫刻 絵画に空間造形 とバラエティに富んでました。
1階をまわったあと 2階の会場に行く前に 野々村仁清の国宝『色絵雉香炉』を鑑賞 これは常設してあるので 足を運ばれた方は、必見です。
優品展 館蔵優品展 春の優品展 能面と能装束展も併催されていて 見所満載でした。
鴨居令さんや人間国宝の吉田美総さんの作品も展示されていました。
目で楽しんだあとはお腹もふくらませましょう。 美術館内にある 辻口博啓さんのカフェ 「ル ミュゼ ドウ アッシュ」で一服です。 ケーキも 食べられますよ。
20分ぐらい待ちましたが、 美術館の周りを散策できるので さわやかな風と穏やかな日差しのなか 小さな散歩をして時間をすごします。
案内された席は、 窓際で 先ほど散歩していた遊歩道が眺められます。
蓮根と生姜のスープと サンドプレート
米粉のパスタです。 細麺がツルッとしていて食べ易いです。
ん~満足満足。
「本多の森」には
県立美術館のほかに
石川県歴史博物館の煉瓦の建物や
本多蔵品館、成巽閣などがあります。
生い繁った木々と
緑の公園とのコラボレーションは
大好きな空間です。
残念ながら歴史博物館は 改修 工事中で 煉瓦の趣のある建物は わずかしかみえなくなってました。
散策路もあり、 美術館前の坂を下ると 繁華街の香林坊、片町に、向かいます。 そして、その途中には 金沢21世紀美術館があります。
21美に関しては、
またの機会にご紹介させていただきたいと思います
石川県立美術館
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/index_j.html
※「革新の視座」展は終了しています
ル ミュゼ ドウ アッシュ KANAZAWA
http://www.kagaya.co.jp/le_musee_de_h/contents/kanazawaCafe.html