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足裏の不調を見過ごしていたら、足底筋膜炎になりました

elel(OG)

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(エルエル) 札幌で夫とふたり暮らし。金融関係で働いています。パンを作るのも食べるのも大好きで、小麦大国北海道の美味しいパンを探し歩いています。北海道は食材そのものが美味しい土地。見所も沢山あります。北から発信するおでかけをご紹介します。旅行とヨガがストレス解消法。

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札幌では新型コロナの感染拡大による外出自粛が求められていますが
私にはもう1つおでかけ出来ない理由が。

 

なんと、足底筋膜炎になってしまいました。
考えるといくつもの前兆があったのに、ケアすることなく見過ごしていました。
40代以降になりやすいという事や、加齢が原因というのは初めて知りました。

 

足底筋膜炎というのは、足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている足底筋膜に、何らかのきっかけで炎症が起きて断裂を起こし痛みをもたらす病気。

 

わかりやすく言えば、加齢で固くなった足裏がゴムが古くなって劣化するように、伸ばすとピキッと裂けてしまった状態になってると思って下さい。
痛いですよね。

 

この何らかのきっかけになったのが、この靴。


ここ1、2年ヒールの細い靴を履くと、ふくらはぎが張ったり、土踏まずが痛かったりで、高低差の少ないウェッジヒールやバレエシューズなどを履いていました。
以前は、この靴で普通に歩いていたので足には合っているつもりでした。

 

久しぶりにこの靴で歩いていたら、ビリビリーっと土踏まずがちぎれたのではないかという痛みが! 人前なので、平気なふりをして軽く足を引きずりながら歩いていたのですが、5分ほどで痛みは治まり、その後は痛いというより違和感がありました。

 

数日後、土踏まずに少し痛みと張りを感じるように。
我慢出来る程度なので、そのままにしておくと、徐々に痛みが強くなり1日で治まった痛みが2日かかり、3日かかりと痛みが常にあるように。かかとも外反母趾も痛くなってきて歩くのも大変に。

 

仕事で履いているパンプスがいけないのかと靴も変え、インソールを入れてみても痛い。
これはまずいと病院で検査を受け、診断で足底筋膜炎と踵骨棘。かかとには棘のような骨が出来ていました。MRIをとると「かなり悪いですね」

 

原因はというと、若い頃は足裏に圧力がかかっても柔軟なので元にもどるけれど、40代以降になると、同じ動きでも古いゴム管のようにヒビが入ってしまうのだそう。
つまり加齢で足裏が固くなってしまっているというのが一番の原因。

 

他にも


見事に扁平足。アーチがありません。なので衝撃を吸収できないのです。
そして、親指の横が丸く腫れて見えるのは外反母趾。
今まで履いていた靴がすべてきついと感じていたのは、アーチが崩れて足幅が広がっていた…などこうなる原因はたくさんあったのです。

 

今思えば、横アーチの崩れは、サポートストッキングを履くと、甲の脇部分が圧迫されて痛くて履いていられないほどでした。
いつも履いているブランドで、同じサイズなのに、今年は夕方には痛くなって、家まで我慢出来ず脱いで帰る事もありました。

 

病院でのリハビリは、電気やマッサージなのですが、これはあくまでも痛みを減らすだけのもの。根本的な治療ではないのです。

 

9割は温存治療のため、家でのストレッチが必要です。
やるように言われたのは、足指のじゃんけんで指を開く練習と足指でタオルを引き寄せるタオルギャザー。これが全然出来ない。足はつるし痛いし。

 

でもやらないと治らないので


このようなゴムチューブを購入。
指を中に入れるのですが、足指がなかなか開かないので入れるだけで一苦労。


足指に引っかけて、足裏を伸ばしたり引いたり。これなら何とか出来る上にふくらはぎまで鍛えられます。

 

他にも


このような先端がボールのように丸くなっているスリッパで


足指で丸い部分をつかんで歩くと足指とアーチの強化に。

 

立ちっぱなしだと足が浮腫んだり、負担がかかるので、キッチンでは


カウンターチェアで足が痛くなる前に、軽く腰をかけて作業するようにしています。
足底筋膜炎、立ちっぱなしの人もなりやすいようです。

 

半年ほど前から、ヒールのある靴だと土踏まずに電気が走るようなピリッとした痛みがありました。

 

でも、ペタンコの靴を履くと足が浮腫んだり、かえって足が痛くなるのです。
病院では、かかとの痛みには、ある程度かかと部分に高さのある靴がいいけれど、外反母趾と土踏まずの痛みには、クッション性のあるスニーカーを履くように、自分の痛みの程度と痛みの部分に合わせて靴選びをするように言われました。

 

スニーカーが苦手なのは、足の甲が薄くて、本当は履いてみたいナイキなどのスニーカーだといくら靴紐をきつくしめても甲が浮いてかかとがパカパカします。
それで、一番フィットするのは


甲の薄いコンバース。ただクッション性がなく底が固いので、病院で作ったインソールを入れています。

 

せめて可愛くしたくてピンクにしてみました。
これを毎回毎回、かかとをきちんと合わせてひもをきっちり結んで履いています。

 

足の保湿も大切で、筋膜が乾燥すると固くなるので、常に保湿して柔らかい状態を保つ事も大事だそうです。


今までは、かかとの保湿しかしていなかったのですが、足裏や甲、つま先まで化粧水、オイルやクリームを塗って五本指靴下を履き、乾燥しないように気を付けています。

 

痛みは和らいではいるものの、我慢出来る程度の痛みはまだ残っている状態です。
少し歩き続けたり、立っている時間が長くなると痛みがでてきます。
病院にいく前まで、足がパンパンに張っていたり、いつもの靴で靴ずれするなどいくつものサインがあったのに、早めにケアしていれば悪化せずに済んだのにと思う事が色々あります。

 

元気に歩くためにも足裏って本当に大事です。
みなさまも、もし何らかのサインがあったら、ストレッチや優しくケアして予防してあげてください。


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