私のパートナーくんの友人が持ってきてくれました。原産地はメキシコだそうです。マイクロキュウリ、スイカキュウリやキュウリメロンとも言われたりするらしく、大きくなっても2センチぐらい、コロンとしてとってもカワイイ。
日本ではまだ馴染みがないですが、メキシコからアメリカへと渡ったマイクロキュウリは、向こうではサラダやピクルスとして、とても人気があるそうです。
米どころ秋田、私が住む市内も農業が盛んな地域です。
うちも、私のパートナーくんも、農家ではありませんが、兼業農家の友人・知り合いから、よく「これ食べてー、使ってー」と、野菜をいただきます。ありがたや。
マイクロキュウリを持ってきてくれたパートナーくんの友人が、「今年の分はもうすぐ根を抜いてしまう。まだいっぱい実をつけているから、日中勝手に来て、頼むからいっぱい摘んで行って!」と言うので、さっそく行ってきました。
畑の入口でスプレータイプの日焼け止めを頭に吹きかけ、タオルを巻いてカゴを持って、1人マイクロキュウリの実を摘みに行ってきました。暑かった! 汗を流して、たくさんの実を収穫してきましたよ。
洗って、小さなヘタを取って、とりあえずはジッパー付き保存袋で酢漬けに。
レモン酢(大好きです。炭酸割りも美味しいです)とお砂糖を入れて、重しをのせて丸一日、浅漬けひとくちピクルスの出来上がり。普通のお漬物は食べないけれど、酢漬けは大好きな私なのです。
酸味と、わずかな甘みがちょうどよくできました。カリッ!とした歯ごたえが、浅漬けならでは。お酒のお供にもよさそうですよ。
キュウリですから、もちろん生でそのまま食べられます。
味はキュウリではありますが、酸味があって初めての風味。調べると、ライムの香りがすると書いてあった通り、噛むとふんわり爽やかな香りがします。炒めても美味しいそうなので、次は他のお野菜やお肉と一緒に炒めものにしてみます。
さて、こちらは菊の花。
食用菊です。
菊をよく食べる習慣があるのは、東北地方だと聞いたことがあります。今も東北以外では、あまり食べられていないんでしょうかね?
写真の菊の花も、お店に来てくれるお客さんからのいただきもので、黄色いものが普段よく食べられる、ポピュラーなもの。ですが、今回のものは菊の生産量日本一の山形県の農家さんから、苗をもらって育てているそうで、「花びらが短めだけれど、シャキシャキ感がとても良いのよ!」と、持ってきてくれたお姉さん絶賛でした。山形県村山市の菊だそうです。
ピンク色のは「もってのほか」という名前で、歯ごたえ・香り・味もよく、より美味しいと言われています。菊の花=菊の御紋、御紋を食するなんて、もってのほかだということが名前の由来だとか。
菊は、「がく」から花びらをむしり取り、たっぷりのお湯を沸かし、酢を少し入れて茹でます。マイクロキュウリに続き、ここでも酢が登場。大活躍です。
茹でてお水にさらして、手でしぼって水気を切り、盛りつけ。お店でさっそく使わせてもらいました。2色を混ぜて、より色鮮やかに。お醤油をかけるのが昔ながらの食べかたですが、ドレッシングでもいいですね。私は何もかけず、そのままで食べるのが好きです。
夏の終りのマイクロキュウリと、秋の味覚の食用菊。自然の恵みを美味しくいただきました。シャインマスカットも、その他のブドウも、美味しかった!
浅漬けマイクロキュウリの他に、瓶詰めにもしてみました。こちらは色が変わるまで、しばらく漬けておきます。楽しみ〜。