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廃墟好きに人気の「友ヶ島」は、まさに異空間

MANAMI

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日本のほぼ真ん中、水と緑豊かな滋賀に住んでいます。からだを動かす事や新しい発見が大好き。人生100年時代、笑顔で素敵に歳を重ねられるよう、ワクワクな出来事やおススメスポットを発信をしていけたらと思います。

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和歌山県の紀淡海峡に浮かぶ知ノ島、虎島、神島、沖ノ島。
この4島を総称して友ヶ島と呼ばれます。

 

友ヶ島は和歌山市加太と淡路島のちょうど中間に位置します。
この島の一つ「沖ノ島」は砲台や要塞が多数築かれ、第二次世界大戦が終わるまでは一般の人々は立ち入ることができなかった島で、今は観光地として整備され多くの人たちが訪れるようになりました。戦前に軍が作った砲台跡がありのままの姿で残っていて、ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」のような世界観が話題となり、廃墟好きやアニメファンからも人気なスポットとなっています。

 

加太港に車を停め、友ヶ島へ行くフェリーへ乗り込みます。この日は風が強く、昼からの便は出航しないとのことで2時間の滞在限定で船に乗り込みました。勢いよく波しぶきをあげる船に揺られながら約20分、友ヶ島に到着です。


桟橋を渡り、案内板とパンフレットを照らし合わせて、ハイキングのコースを選びます。帰りの船の時間も決まっていたので、私たちはこの島のメインとなる第3砲台跡付近を目指すことにしました。豊かな自然を眺めながら山の中をハイキング、まぁまぁハードな道のりです(スニーカーで行ってくださいね)。

 

展望台で紀淡海峡を眺めて一息、少し下って赤レンガの廃墟にたどり着きました。

 


ここが第3砲台跡……全周360度を射撃できる最主力砲台だったとされています。
友ヶ島の廃墟の中でも特に保存状態が良く、薄暗い地下は独特な雰囲気で砲爆貯蔵庫や揚弾装置が設置されており、塀で囲われた丸い砲座跡もとても神秘的です。


自然と人工物が融合された異空間はラピュタの世界に迷い込んだかのようでした。


この島には他にも違う砲台跡や穴場スポットが沢山あり、3時間ほどあればほとんどの見どころが堪能できるそう。またキャンプ場の予約も再開されたとのことで、今から秋に向けて計画してみてはいかがでしょうか?

 

悪天候で欠航する場合や、曜日や時間によっては船も満員の場合があるので、時間などの余裕をもって計画してみてくださいね。

 

友ヶ島

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