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紅葉とアート作品と峡谷美を一緒に堪能できる「清津峡」へ

ゆるり

ゆるり

埼玉県在住。1日1日を大切に、丁寧に、感謝しながら暮らすのがモットー。列車の旅、体を動かすこと、菌活が大好き。温泉ソムリエでもあります。日本の魅力や、素敵な穴場スポットをご紹介していきたいです。

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1年でこの時期にしか味わえない紅葉の絶景を求めて、大好きな新潟県を旅してきました。

 

富山県黒部市の黒部峡谷、三重県多気郡の大杉谷とともに「日本三大峡谷」の1つに数えられている、新潟県十日町市の「清津峡(きよつきょう)」。

 

上信越高原国立公園内に位置し、清津川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るV字形の大峡谷をつくり、国の名勝・天然記念物にも指定されています。

 

雄大な柱状節理の岩肌とダイナミックなエメラルドグリーンの清津川はとても美しくて素晴らしいです。

 

清津川沿いを歩いて行くと、清津峡渓谷トンネルの入坑口があります。清津峡渓谷トンネルは、全長750mで往復所要時間40~60分くらい。

越後妻有(新潟県南部に位置する十日町市と津南町の妻有郷からなる地域)を代表する名所の1つで、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」で中国の建築家集団「マ・ヤンソン/MADアーキテクツ」のアート作品「Tunnel of Light」として改修され、さらにエントランス施設も新設されています。

 

自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)を利用しながら、建築的な空間とアーティスティックな雰囲気をつくりだし、歴史あるトンネルを変容させている【清津峡渓谷トンネル マ・ヤンソン / MAD アーキテクツ「Tunnel of Light」(大地の芸術祭作品)】。

 

外界から遮断された潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として、トンネルの途中の3ヶ所の見晴所とトンネルの終点となるパノラマステーションで作品が展開されていき、素晴らしい峡谷美を堪能することができます。

 

特に、終点のパノラマステーションでは、峡谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間が広がるので大人気の観光スポットになっています。

春夏秋冬楽しめますが、秋の紅葉シーズンは、1年を通していちばん混雑する時期。海外からの団体さんも大型バスでたくさんいらっしゃっていましたよ。

 

私が訪れた日は、紅葉が色づきはじめた頃だったので予約不要で、トンネル入坑口の機械で入坑券を購入しました。因みに紅葉の見頃には、事前予約制で現地での入坑券の販売はしていないみたいです。

 

各展望台に向かう途中は、5つの異なる色が彩るトンネルになっていてキレイ。トンネル内はしっかりと舗装されていて、とても歩きやすいです。

・第一見晴所

柱状節理の岩肌を間近に眺めることができます。

 

マ・ヤンソン / MAD アーキテクツ「Tunnel of Light」(大地の芸術祭作品)

 

・第二見晴所

まるで外を流れる清津川の激しい流れが見晴所に流れ込んでくるように、壁面と床面を黒と白のストライプが覆っています。鏡面でつくられたトイレがあり、外から中は見えないけれど、中からは外が見えるというドキドキするトイレの中から峡谷の美しい景色を眺めることができるのが面白いです。

マ・ヤンソン / MAD アーキテクツ「Tunnel of Light」(大地の芸術祭作品)

 

・第三見晴所

露のしずくのような形の鏡が湾曲した壁に散りばめられていて、鏡の背面から赤いライトがあたっていて、近未来的な雰囲気。

マ・ヤンソン / MAD アーキテクツ「Tunnel of Light」(大地の芸術祭作品)

 

・パノラマステーション

流石、峡谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間が広がるので大人気の観光スポット。水が張ってあり、端の方の水深が0.5~2㎝と浅くなっているので歩くことができますが、大変濡れやすくなっているので、注意して歩きました。

 

私をお友達が撮影してくれたけど、わかりにくい。でも良い思い出。風景と一体化した空間を体験できました。

マ・ヤンソン / MAD アーキテクツ「Tunnel of Light」(大地の芸術祭作品)

 

・エントランス施設

足湯やグッズ販売、カフェの営業もしています(冬期間はお休み)。

帰りにはさらに混んできたので、残念ながら立ち寄れませんでした。

今年は例年よりも1週間くらい紅葉の見頃が遅いようで、私が訪れた日は峡谷美に映えわたる鮮やかな紅葉にはちょっと早かったみたい?

 

でも、訪れることができて大満足でした。

 

日本三大渓谷 清津峡

 

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