新緑と美味しいものを求めて5月の鎌倉へお出かけ。
今回はオープンしたばかりの日本料理店「十二所 実幹」をご紹介します。
十二所の名前の由来は…
観光客で賑わう鎌倉駅からバスに乗って、鎌倉の東奥「十二所」へ向かいました。
「十二所」って読めますか?
【じゅうにしょ】ではなく【じゅうにそ】と読みます。
地名の由来は、その昔家の数が12軒だったからとか、熊野神社の12社があったからなど幾つかの節があるそうです。
バス停から徒歩で店に向かう途中にあるのは鎌倉五大堂明王院。
竹林が有名な報国寺からも徒歩10分ほどのところで、境内は撮影禁止。鎌倉幕府の鬼門の方角にあたり、鬼門除け祈願寺として本尊の不動明王をはじめ5大明王様が祀られています。参道と茅葺き屋根の本殿が趣深く静かで素敵なところでした。
その明王院の横に建つのが「十二所 実幹(じゅうにそ みかん)」。2025年4月15日にオープンしたばかり。今回はランチでお伺いさせていただきました。
全国各地の旬の食材を取り入れた日本料理
築100年の古民家をリノベーションした趣ある佇まい。美しい木彫の門をくぐり中へ入ると四季折々の草花が迎えてくれる庭。その庭をぬうように進むと店があります。魯山人の掛軸がかけられた広い玄関をぬけ、趣のあるカウンターへ。
ランチは、5000円(税サ込6050円)
前菜、吸物、造り、焼物、焚き合わせ、食事、デザート、甘味(抹茶かコーヒー)
夜は、15000円(税サ込18150円)
鎌倉や三浦半島を中心に全国各地の旬の食材を取り入れた日本料理をいただきました。
店主の伊藤幹也氏は、うかい鳥山(高尾)、京料理 熊魚菴 たん熊北店の京都本店で料理長を経験。16年の修行を経て独立され、ここ鎌倉にて自身の店を開業されました。
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店名の「実幹(みかん)」の由来は、
【実】=物の中心にある固いところは、真心、誠意、真実を。
【幹】=樹木の太い部分、物事の主要部分を。
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この2つの文字を合わせ、お客様に対する誠意を根幹に持ちつつ、変化にも対応していく意をこめて。そして、子供達にも覚えてもらえるように「みかん」と名付けられたそうです。
こちらのカウンター以外にも
2階にも6名まで入れる個室もあり。
眺めも良くウグイスの歌声も♪
観光にも便利な立地。
喧騒から離れた奥鎌倉の隠れ家で
特別なひとときを過ごしてみてはいかがですか?

東京都 社会人の娘は独立。オフの日は海の見える住まいでスローライフの2拠点生活を満喫中。旅が好き。グルメ情報、大人のおでかけスポット、おしゃれ、美容、健康など自分の「好き」を大切に、おうちで簡単に楽しめる薬膳ごはんまで、日々興味を持ったことをお届けします。OurAgeと共に自分を磨き、素敵に歳を重ねていきたいと思っています。