サンフランシスコへ約30年ぶりに行って来ました。
サンフランシスコに到着した翌日に北加日米会会長の木村耕蔵さんに車でゴールデンゲートブリッジからナパバレーまで丸一日ご案内いただきました。 ワインブームで日本での知名度がアップしたナパはサンフランシスコから車で約1時間半です。まずゴールデンゲートブリッジで記念写真を撮りました。青い空、美しい海に感動しました。
1972年フランスのパリで行われたワイン競技会でナパのカベルネソービニヨンが優勝して以来、一躍知名度を上げたカリフォルニアワインはアメリカで生産されるワインの大部分を占めています。
まずロバート・モンダヴィ・ワイナリーへ行きました。 カリフォルニアワインの父と呼ばれる、ロバート・モンダヴィ(1913-2008)。
ミネソタ州ヴァージニアでイタリアのマルケ州から移民してきた両親チェザーレとローザの長男として生まれました。
「ワインをアメリカ文化の中に浸透させようという私の情熱は、私の両親が中央イタリアから持ち込んだ価値観、伝統、そして日常の楽しみを、この若い国アメリカの地に深く根付かせたという強い思いに寄る物である —そしてそれは美味しい食事とおいしいワイン、加えて家族の愛なのだ」
と語っています。ロバート・モンダヴィは1936年スタンフォード大学を卒業しました。大学では経済・経営を専攻しましたが、ワイン産業で成功するにはワイン造りの専門知識と同じくらいマーケティングが重要だということを知り、その考えは彼のワイン造りの根幹に大きく関わって行きます。
こちらでワイナリーツアーに参加しました。 美しい広場ではコンサートなどのイベントも行われてとても人気だそうです。
葡萄畑を見て広さに驚きました。
ブドウ作りからワインの醸造まで説明をしてくれました。ブドウ畑では化学物質の使用を極力避けた方法で複合的病害虫管理(IPM)を実施しています。 小さな籠に収穫されたブドウはワイナリーに搬入されると専用エレベーターで中二階に上げられ、手作業で選別が行われます。そしてフレンチ・オーク製の樽で発酵を行います。このような製法によりこの上なく繊細で優美なワインが生まれるのです。
それから試飲をしました。ワインの知識と楽しみ方を教えていただきました。
オードブルもおいしくいただきました。専門のワイン・エデュケーターさんのお話がとてもわかりやすいと思ったら元俳優さんだそうです。
そして小さな街のレストランでランチをいただいてから最近人気のケイマス・ヴィンヤーズのワイナリーを訪れました。 庭もとても素敵でまるで映画のワンシーンのように感じました。
アルコールに弱くてあまり飲めないのが残念ですが美味しかったです。ワインが好きな方にはもちろんのこと飲めない方でも真っ青な空と美しいブドウ畑を眺めて美味しいワインとお料理をいただけるナパ・バレー是非訪れてみてくださいね。 20年以上も歴史がある人気のワイントレインを使ったツアーもあるそうです。こちらも是非チェックしてみてくださいね。 風光明媚なナパ・バレーに行ってカリフォルニアワインの美味しさの秘密がわかりました。
Napa Valley Wine Train
ROBERT MONDAVI
www.kirin.co.jp/products/wine/rmw/index.html
CAYMUS VINEYARDS
http://www.wineinstyle.co.jp/