今回は昭和の下町を満喫できるスポットをご紹介します。
私たちOurAge世代にとっては懐かしくて落ち着く場所。
今時の小学生(ましてや外国暮らしの姪っ子にとっては)新鮮な場所。
大人も子供もリーズナブルに楽しめるのが嬉しいです。
まずは上野公園から不忍池を散歩がてら目的地へ向かいます。
祖母の家がすぐ近くにあったので、私にとっては庭のような(?)場所。
アイスキャンデーを買ってもらったり、紙芝居を見たり、無邪気な子供だった頃を思い出します。
不忍池のほとり。JR上野駅しのばず口から徒歩5分程のところにある「下町風俗資料館」です。
(入場料:大人300円、小中高校生100円)
入口にある赤いポストからして昭和の匂いがプンプンします。
中に入ると、そこはザ・東京の下町。
私たちが生まれた頃はこんな雰囲気が残っていたはずなのに、すっかり忘れてしまった街並みや日常品の数々が展示されています。
それらは決して特別なものではないけれど、だからこそ手に取って確かめられるのもこの施設の良いところ。
1階にあるのは大正時代の長屋。当時の商家の典型的な建物だそう。
中に上がってみると、実際にその時代に使われていた色々な生活道具が置かれています。
箪笥の引き出しを開けて、中に何が入っているのか見つけるも楽しい!
帳場と作業場にも上がれます。右手を挙げて金運を招いている“招き猫”の存在感がありますね。
周りには駄菓子屋さんや職人さんの家。その脇には狭い路地があったり、住民たちが共同で使う井戸があったり、活気のある下町の風情が再現されていました。
2階には台東区内の銭湯で実際に使われていたという番台が展示されています。
今も下町エリアにはたくさんの銭湯がありますが、こうした番台は見かけなくなりましたね。
他には昔の子供向け玩具で実際に遊べるコーナー、大人が集うバーや喫茶店を再現したコーナーなどがあります。
私たちもボードゲームの説明書きを読みながら、夢中で遊んでしまいました。
モダンな喫茶店コーナーに滞在していたら本当のスイーツを食べたくなり、次の目的地へ向かうことに(笑)
あんみつ屋さん「みはし」本店に到着です!
子供の頃、美術館や博物館帰りに母に連れてきてもらった想い出の場所。
ここの寒天と赤えんどう豆が大好きで、上野に来ておやつの時間になったら立ち寄らずにはいられません。
何といっても“あんみつ”が有名な店ですが、私のお気に入りメニューは“白玉みつ豆 抹茶アイスのせ”(720円)。
“あんみつ”にしても“みつ豆”にしてもトッピングが選べますので、自分の好きな組み合わせが見つけられますよ。
これからの季節は“おぞうに”や“おしるこ”もいいですね。
■下町風俗資料館
http://www.taitocity.net/
■あんみつ みはし
http://www.mihashi.co.jp/