同世代スタイリスト、地曳いく子さんが伝授
夏の巻きモノ、差がつく巻き方・選び方
ワンパターンになりがちな夏の着こなしに、1 枚投入でニュアンスを加えてくれる巻きモノ。今年らしい取り入れ方を地曳いく子さんに伺いました。
地曳いく子さん
Ikuko Jibiki
1959年生まれ。エッジーからコンサバまで、大人の魅力を引き出すスタイリングに定評がある。著書『大人のおしゃれDo!&Don’t ババア上等！ 余計なルールの捨て方』（集英社）、『大人美容 始めること、やめること』（宝島社）（ともに共著）も好評
大人ならではの遊び心と手仕事のぬくもりをポイントに
クラフトスカーフ
「手作り感のある刺繡などのディテールも今年のトレンド。服で柄を取り入れるのが難しくても、こんなストールがあるとおしゃれが華やかになります」。決め手は上質な素材選び！
（写真右から）
素朴で愛らしいポンポン付きはしなやか素材を
ナチュラルカラーに赤と紺の刺繡がチャーミングな綿100％。無造作に巻くほどサマになるカジュアル感が◎。（104×204）￥13,000／イセタンサローネ（シトラス）
白×ネイビーはレフ板効果で顔まわりを明るく！
大人にも必要な清潔感は白のストールで。ネイビーのラインがおしゃれ心をくすぐります。（140×140）￥12,000／リンク・セオリー・ジャパン（セオリーリュクス）
辛口コーデにほの甘な繊細刺繡を効かせて
ガーゼのような薄手素材にカラフルな刺繡で彩りを。主役級の存在感はシンプルコーデに映えます。（85×170）￥59,000／エストネーション（ファリエロ サルティ）
２本の白線でコーデ全体が引き締まる
夏の着こなしがキリッと引き締まるネイビー×ホワイトライン。夏の素肌に心地よい薄手のウール。（90×192）￥17,000／プレインピープル青山（ニム二ムデュアイ）
ポンポン＋星柄。きらりビーズの星に遊び心が
子どもっぽくなりがちな星柄も、シルクコットンなら大人仕様。ビーズで飾ったワンポイントがいい感じ。（104×204）￥15,000／イセタンサローネ（シトラス）
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テクニック不要。巻くだけで決まる片側フリンジ
「ストールの両端ではなく、片側だけにブルーのフリンジが。巻いたときにバランスがいいんです。シンプルシックな着こなしのアクセントにして」。使いやすいオフ白ベースもポイントです。ストール（86×206）￥30,000／バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター（メルト） ニット￥21,000・パンツ￥29,000／リンク・セオリー・ジャパン（セオリーリュクス） バングル
￥68,000（セルジュ・トラヴァル）・リング￥34,000（イオッセリアーニ）／アッシュ・ぺー・フランス
HOW TO_
首にひと巻きするだけ。左右の長さにあえて差をつけるとこなれ感が出しやすい
※ストール、スカーフのサイズ表記は（縦×横）で、単位は㎝です。
撮影／設楽茂男 天日恵美子〈地曳さん〉 ヘア＆メイク／森野友香子（Perle Management） モデル／目黒真希 スタイリスト／地曳いく子 取材・原文／向井真樹
