スタイリスト坂本久仁子さんが指南するアイウェア連載。今回は、メガネ以上にインパクトの出るサングラス。
デザイン過剰でも、古くさく見えても残念な結果に。そこで時代性を取り入れつつ、無理なくかけられる2タイプに絞ってご紹介します。
サングラスは存在感のある“女優風”か
薄色レンズの“華奢”タイプが
今年の気分
悩みを隠して小顔効果も期待できる。
往年の女優を連想させる大ぶりセル
ミニマルなスクエア型のビッグフレームは、かけるだけで女優オーラを放ちます。「きりっとした中にブラウンカラーのやわらかさを取り入れた、とてもかけやすいデザインです。夏のドレススタイルやリゾート地で活躍させて」。ノーメイクのときはもちろん、エイジングが気になる目元もしっかりカバーしてくれます。
次ページでは、時代性を取り入れつつも無理なく掛けられるバランスのよいサングラスを厳選してご紹介します。
ピンクの薄色レンズ&ボストンシェイプで、若々しい表情に
強く見えすぎず、無難にもならない。そんな願いをかなえる薄色レンズのサングラス。
「存在感はありますが優しげに仕上がるこのサングラスは、クラシックとモダンをかけ合わせた新鮮さが魅力。カジュアルな着こなしのときにかけてみてください」。
ほんのり上気したように見える、
オレンジピンクの薄色レンズ
「今シーズンは薄い色のレンズが気になります。ブルーやグレーなどバリエーション豊富ですが、成熟世代にはオレンジみを帯びたピンク系がおすすめ。かけるだけで顔がパッと明るく見えますし、夏のカジュアルにもぴったり」。フレーム自体もレンズに馴染むような明るいカラートーンが主流。セル、メタル、コンビのブロウタイプと、好みで選べるのも魅力です。
おしゃれに効く、
大きなレンズとビッグフレームのボリューム感
「レンズが小さめのサングラスを持っている方は、ぜひビッグフレームに
トライを。フレームが太すぎず、レンズの色も濃すぎないものを選べば、
抵抗なくつけることができます」。フロントの鼻にかかる部分のカーブが
きつくないもののほうが、フィット感やかけ心地に満足できそう。印象が
強くなりがちな黒を選ぶ場合は、大きいけれど華奢に見える薄色レンズを。
お気に入りの一本を見つけられましたか?
次回は、メガネスタイルを格上げする最新ニュースをお届けします。
撮影/長谷川勝久〈モデル〉 木村 慎〈物〉 ヘア&メイク/佐々木貞江
モデル/SHINYA スタイリスト/坂本久仁子 構成・原文/向井真樹