老け見えの元凶、
「薄毛」と「白髪」問題を何とかする方法13
いつまでもキレイでいるために…
「あ~もう白髪の根元が見えてきた…」、「この薄毛ははたして治るのだろうか…」。人の視線が気になり、鏡を見てもため息が出る。薄毛と白髪はOurAge世代の永遠の課題です。対策についてはさまざまな噂を聞くけれど、不確かな情報に踊らされるのもイヤ。薄毛と白髪を根本からなくすために、本当に必要なことは何かを追求します。
それをふまえたうえで、「これは効く!」という、美容業界で話題の方法を厳選してお届け。試すうちに鏡を見るのが楽しくなってくるはずです。
「薄毛」と「白髪」を「防ぐ&治す」あの手この手!
【「薄毛」と「白髪」の原因と対策】で紹介した薄毛と白髪ができるメカニズムをベースに、美容業界のエキスパートたちが「これは本当に効く!」と太鼓判を押す予防法と治療法を、厳選してお届けします。
ここでは、9つの「薄毛」対策についてご紹介。
今回は、頭皮への良質な栄養の運搬をスムーズにする“鍼治療”についてです。
■「薄毛」対策4
小池 弘人さん Hiroto Koike
1970年生まれ。医学博士。小池統合医療クリニック院長。
漢方、鍼灸、ホメオパシー、サプリメント指導、心理カウンセリングなど
さまざまなアプローチの医療を行う
血流が滞っている薄毛地帯への〝鍼治療〞で
栄養運搬をスムーズに
小池先生の長年の経験から、高い発毛率を誇るという、鍼を使った刺絡(しらく)療法。「薄毛の部分は血流が滞り、瘀血(おけつ)状態になっていますので、鍼を刺して血をもみ出し、汚れた血を取り、血流がよくなるようにしてあげます」と小池先生。
薄毛になった箇所はほとんど痛みを感じないし、血もあまり出ないのだそう。「頭皮に届ける良質な栄養素がないと意味がないので、刺絡治療と併せて、サプリメントまたは漢方の処方もするようにしています。この治療を続ければ、栄養の運搬がスムーズになり、2~3カ月で目に見えて効果が出るはずです」
●美容ジャーナリスト
小田ユイコさんがおすすめ
更年期の年齢に突入してから、頭頂部のペシャンとした感じが気になり、週2回ずつ計4回通いました。頭皮が柔らかくなり髪が根元からふわりと立ち上がるように。トップのボリュームも復活!
毛の薄い部分に鍼をトントントンと入れていく
鍼を入れた後、手で絞るようにして血を出す
3カ月後には、ふさふさに発毛!
小池統合医療クリニック
東京都新宿区四谷2-8 新一ビル602 ☎03-3357-0105
診療時間/10:00~18:00 休診日/水曜・日曜・祝日
完全予約制 http://koikeclinic.com/
※このページ内に記載しているのは、あくまで個人の感想です。効果の感じ方は人によって異なります。
次回は、「薄毛」対策5:自分に合った育毛剤の見極め方についてです。
撮影/永躰侑里 構成・原文/中島 彩