メナードが着目したのは乳頭層のコラーゲン。主席研究員で医学博士の田中浩さんに化粧品の最先端を伺いました。
お話をお伺いしたのは
田中 浩さん
メナード 皮膚科学第2研究グループ主席研究員。医学博士。入社以来30年、肌老化メカニズムを研究。テネイシンCの重要性を解明
真皮の中でも、乳頭層のコラーゲンに着目したメナード
「テネイシンCは、乳頭層という真皮上部にのみ存在する糖タンパク質。乳頭層のコラーゲンに深くかかわり、テネイシンCの減少で乳頭層のコラーゲンが減少すると、真皮全体の弾力が低下してたるみに。
今回、カサブランカのつぼみから抽出したエキスに、乳頭層のテネイシンCを増加させる効果があることを発見しました」
メナードでは社歌でも歌われる特別な花。不断のカサブランカ研究がたるみケアで実を結びました。
たるんだ肌は…
テネイシンCがパワーダウン
テネイシンCを作り出すのは線維芽細胞。カサブランカのエキスは線維芽細胞にアプローチし、テネイシンCを増やし、肌の弾力をアップ。
イラスト/いいあい 取材・原文/小田ユイコ