マスク着用時に、今までと同じように黒マスカラ、黒アイライン入れると攻めすぎの印象できつく見えがち。マスクをしていてもきつく見えないポイントを、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに伺いました。
マスクをしていてもきつく見えない「ブラウンのアイライン」を
アイラインやマスカラで欲張りすぎないのがwithマスク アイメイクのカギ。横長のマスクと相性のいいアイラインにポイントをしぼり、ブラウンで優しいまなざしに仕上げて。
【メイク使用アイテム】目尻のラインもブレない、わずか5㎜の筆先。
デジャヴュ ラスティンファインE ショート筆リキッド ミディアムブラウン ¥1,430/イミュ
【メイク使用アイテム】1.5㎜の超極細のジェルライナー。目尻の跳ね上げも繊細にきまります。
アイエディション(ジェルライナー) 03 ¥1,320/エテュセ
1.5㎜の超極細のジェルライナー。目尻の跳ね上げも繊細にきまります。
キャンメイク クリーミータッチライナー 04 ¥715/井田ラボラトリーズ
1.5㎜の超極細のジェルライナー。目尻の跳ね上げも繊細にきまります。
ヴィセ リシェ メルティシャープ ジェルライナー BR321 ¥1,100(編集部調べ)/コーセー
アイラインは目尻のみ。大胆に長く!
●目のきわから離れる「ジャンプ台」を作る
アイラインは目頭から描かず、黒目の外側の端から。まずは、まつ毛が生えている最後のところまで短いラインを。これが「ジャンプ台」の役割を果たし、目尻を跳ね上げやすくします
●こめかみに向かって斜め45度に跳ね上げ
反対の手で目尻を引き上げるようにこめかみを押さえて。「ジャンプ台」の端から、押さえた手に向かって斜め45度に跳ね上げるラインを。手を離さずキープしたまま思いきって長めに!
目ヂカラがもの足りなければ…
●下まぶたの目尻側1/3にもアイラインを
目尻のアイラインを描いたところで、もう少し目ヂカラが欲しければ、下まぶたにもラインを。ペンシルを寝かせ、目尻側1/3になでるようにラインを描くと、くっきりしすぎず自然
●完成
目の形と自然な陰影にアイラインが溶け込み、頑張りすぎずに若々しい目元に。ノーマスカラでも寂しい印象にならず、むしろ好感度大
まつ毛は「ノーマスカラ」。ビューラーはしっかり
●マスクからの呼気にもダレないまつ毛に
トゥーマッチを避けるためにマスカラはあえてナシに。ただしビューラーでまつ毛はしっかりカールさせ、目尻がかぶさった印象をリフトアップして。透明マスカラでカールをキープしましょう
細いコームがまつ毛の根元に入り込み、ググッとカールアップ。
キャンメイク クイックラッシュカーラー 透明タイプ ¥748/井田ラボラトリーズ
●マスクをするとこんな印象!
●目指すメイクはコレ!
●教えていただいたのは
ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
Kaori Nagai
誰にでも真似できる簡単なテクニックで、大人の女性のキレイを引き出すメイクが評判。多くのメディアでメイク指南を行っている
次回は、目元のシミ、シワ、たるみついて考えます。
撮影/天日恵美子<モデル> 久々江 満<物> ヘア&メイク/長井かおり モデル/樹神 スタイリスト/程野祐子<服> 取材・原文/小田ユイコ