ついやってしまいがちな日常の姿勢を改善して、シワやたるみを作らない生活習慣を心掛けて!
姿勢
首にシワが寄る姿勢を避ける
「首は可動域が広く、前後左右に傾き、ねじることもできます。それが可能なのは、皮膚が薄く、伸縮性に富んでいるから。
しかし、つねに同じところにシワが寄り続けたら、それはやがて定着します。これが年齢とともに深く刻まれる“横ジワ”です」(髙瀬聡子先生)
特に問題なのが、首を前に倒した姿勢。ついやってしまいがちな日常の姿勢を下にまとめました。これらを改善するだけで、首の横ジワがグッと薄くなるはず!
●寝ながらテレビを見る
ソファに横になってテレビを見る姿勢…。一見ラクそうですが、首や肩の筋肉に左右差が出て血流、リンパの流れも悪化します
●スマホをのぞき込む
今や現代病ともいえるスマホ首。長時間うつむいた姿勢でいることで、首の骨にまで影響が。最近は若い人にも急増中!
●パソコン作業で前かがみに
仕事に欠かせないパソコン作業も姿勢が大事。前かがみにならないようにパソコンの位置を工夫しましょう。頰杖をつくのもNGです
●高さの合わない枕で寝ている
寝姿勢も首に大きな影響を与えます。高い枕だと、つねに首にシワが寄った状態に。高さを調整して、首への負担を減らす工夫を
お話を伺ったのは
髙瀬聡子さん
Akiko Takase
1969年生まれ。ウォブクリニック中目黒総院長。皮膚科医。東京慈恵会医科大学附属病院勤務を経て、2003年にスキンケア化粧品「アンプルール」の研究開発に携わる。’07年より現職。丁寧でわかりやすいカウンセリングで、特に美容医療と薄毛治療に定評がある。雑誌やWEBサイト、テレビでも活躍
イラスト/かくたりかこ 構成・原文/山村浩子