たとえば疲れて帰ってきた日。時間も余力もなく、夕食作りがストレスに感じてしまうこともありますよね。そんなとき、お惣菜や冷凍食品を使えば楽ちんだけど、手作りゼロというのはちょっと…と後ろめたい気持ちも。そんな私たちの救世主となるアイテムが、“「ちゃんと」をかんたんに”をコンセプトにした「リード」ブランドに仲間入りしました。
3月7日(水)に新登場したのがこちら。
食材と調味料を入れて電子レンジでチンするだけで、じっくり煮込んだような美味しい一品がかんたんにできるという「プチ圧力調理バッグ」です。
さて、これでどんな料理ができるのか、通常のお鍋で煮込む調理工程VS「プチ圧力調理バッグ」を使っての電子レンジ調理工程で比較するデモンストレーションが行われました。作るのは煮魚調理「サバの味噌煮」。え〜?味噌煮を電子レンジで? とりあえず見てみましょう!
左の女性がお鍋調理、右の女性が電子レンジ調理の工程を担当します。
解説してくれたのは、料理研究家の小田真規子さん。
「自宅でつくるメニューは、調味料が少ない、工程が少ない、そして作り始めてから15分で食べられるという『時短』が理想とされています」
その視点から考えると、煮魚はちょっと時間がかかりますよね…。
〈調理スタート〉
お鍋調理では、まず下処理で5分、そして煮るのに15分。「煮ながら、味のしみこみ具合をフォローする必要もあります」と小田さん。
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〈10分後〉
何と、電子レンジ調理のほうは10分後にスタートです! 10分の間にほかの料理の用意もできますから、この時短はありがたい! しかも「レンジ調理には調味料のかけ方などにコツが必要ですが、プチ圧力調理バッグはその工夫をしなくてもいい」と小田さん。材料を切り、食材と調味料を調理バッグに入れ、電子レンジに入れて5分加熱するだけ。
〈25分後〉
お鍋調理は下処理5分、煮るのに15分、蒸らしに5分で計25分。電子レンジ調理はその10分後にスタートし、電子レンジを独占する時間はたった5分、蒸らしに3分で完成です。食べ比べた小田さん曰く、どちらもフワフワで美味しいとのこと。プチ圧力調理バッグのほうも香りが良く、味がしっかりしみこんでいるそうです。
同じ美味しさなら、お鍋の後片付けがいらない調理バッグのほうが楽ちんですね。しかも、レンジ加熱前に冷凍保存することが可能なんです。材料を入れて冷凍保存させておけば、食べたいときに冷凍庫から出してレンジでチン! 手間がかかっているようで、とってもかんたん!しかも時短!!
ほかにどんな調理ができるのか、次のページでご紹介します。
会場では、自分でも調理体験ができました。
作ったのはブリのしょうが煮。バッグの中に切り身、すきやきのタレ、生姜チューブとお水を入れたらレンジで5分。そして3分蒸らしたら…
おお〜。柔らかな煮魚の完成です。食べてみると、しっかり中まで味がしみしみです。しょうが煮がこんなに簡単に作れるなんて、いいんでしょうか?
会場では、同じように食材と調味料を入れてチンして作ったという「バターチキンカレー」に「きのこのクリームパスタ」、「ガパオライス」の試食もできました。温め直したんじゃなく、作っているんですよ。こんなメニューまで出来ちゃうとは…。
「プチ圧力調理バッグ」の仕組みです。
電子レンジで加熱すると、食材から出る蒸気でバッグがふくらんでプチ圧力がかかります。そうすると、ジッパーは閉じたまま独自設計の「蒸気口」だけ開いて圧力を調整。バッグ内で蒸気が滞留してムラなく加熱し、短時間で食材を柔らかく、中まで味がしみこんだ調理ができるのだそうです。
1箱5枚入りで、写真の1人分、2人分のレシピも付いています。また、食品宅配サービスの「Oisix」とのコラボも実施中で、調理バッグと食材、レシピをセットにしたキットを販売中。忙しいけど手抜きしたくない。かんたん調理でおいしいメニューを用意したい。そんな思いを叶えてくれる調理バッグ、これはホントに便利ですよ!