秋も深まって、夜はしっとり“おうちごはん+飲み”にもいい季節ですね。
人気料理家の平野由希子さんは、お酒通としても有名。ワインが大好きで、ご自分でもワインバーの企画に携わるほど。お酒と料理のマリアージュにとても積極的です。
そんな平野さんが注目しているのが、実は日本酒なんだそう。
「日本酒は今、ムーブメント。新しい造り手さんもたくさん出ていますし、私は食事の中で日本酒とワインを一緒に楽しんだりもします。実はチーズととても合うなど、今までワインと一緒に楽しむとされていた食事も、日本酒と相性が非常にいい場合があるんですよ」。
お酒がニガテとか、日本酒は飲みなれていないので、という女性におすすめなのが、松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒。
アルコール分5%、米と米麹から生まれたほのかな甘みで、とても飲みやすいのが特徴です。今、女性を中心に人気が出ているそう。シュワシュワと発泡するところも、女性の気分を上げてくれますよね。
飲みやすいだけでなく、大使館や海外の要人が集う和食でのレセプションでは、ウェルカムドリンクとして採用されることも。海外のセレブリティも、シャンパーニュのように楽しんでいるようです。
そんな「澪」を、平野さんはどんな料理と楽しむのでしょうか? 提案していただきました。
・和梨の日本酒コンポート
・クリームチーズの酒粕漬け
の2種です。
・和梨の日本酒コンポート
<材料>
梨(幸水など) 2個
料理清酒 1カップ
水 1と1/2カップ
グラニュー糖 70グラム
シナモンスティック 1本
八角1個
<作り方>
①梨は皮をむき、くし形に切る。
②鍋に梨、酒、水、グラニュー糖、シナモン、八角を入れ、オーブンペーパーで落し蓋をして、弱火で20分煮る。冷蔵庫で冷たく冷やす。生ハムに添えて。
「コンポートはりんごが定番ですが、梨と日本酒で作ると、爽やかで繊細な味わいに。生ハムに合わせると、塩味がアクセントになって、味に深みが出ます。材料に日本酒を使っているので、「澪」にはとても合います」
・ クリームチーズの酒粕漬け
<材料>
酒粕 200g
クリームチーズ 60g(個別包装タイプ、または角切りにする)
料理清酒 1/4カップ
本みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
塩小さじ 1/2
<作り方>
① 酒粕は室温に戻して柔らかくする。手でちぎってすりこぎなどでつぶし、酒、調味料を入れてなめらかにする。
② ラップに①の半量をしき、クリームチーズをのせる。残りの①をのせて、ラップにつつむ。
③ 翌日から食べられ、3日くらいまでが食べ頃。
ミモレット、コンテ、ドライフルーツなどと盛り合わせる。
「実はワインとチーズのマリアージュは難しいのです。ワインのタンニンがチーズの味わいを邪魔しがち。その点、日本酒とチーズはすばらしいマリアージュ。知人のソムリエも『チーズには日本酒がいいよね』と言っているほど。クリームチーズは酒粕に漬け込むことで風味がつき、よりお酒に合うようになります」。
現在、OurAgeでは「澪」と「料理のための清酒」エコパウチをプレゼント中です。
ぜひご応募して平野さんのレシピにチャレンジしてみませんか!
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/佐々木カナコ
・宝酒造HP
・松竹梅白壁蔵「澪」
http://shirakabegura-mio.jp/index.html
・「料理のための清酒」
http://www.takarashuzo.co.jp/cooking/honseishu/