レンコンは、晩秋から出始め、2 月の終わり頃までが旬の冬野菜です。
ゆでてよし、炒めてよし、焼いてよし、煮てよし、揚げてよしの素晴らしき素材。もちもちのでんぷん質をいかしてレンコン餅にも。植物繊維が豊富で栄養価も高いので、おいしい今の時期にぜひ。
レンコンと新玉ねぎのレンチン チキンカレー
レンコンの穴の数は決まっている、とよく言われます。成長度合いにもよるそうですが、基本は真ん中に1つ、周囲に9個だそう。
私も大ファンで、むちむちでおいしい佐賀の福富れんこんは、『穴が 1 個多いのよ』と生産者さんから聞きました。有明海の干潟がもたらした重粘土質のレンコン、みかけたらぜひ。
またレンコンを食べるのは中国と日本だけとも。確かに、欧州や米国の市場ではあまり見たことがありませんよね。
実は、芽に近い節ほど柔らかいです(蓮根は芽に近い先端の小さい方から第1節、第2節と数えます)。何節目なのか、スーパーマーケットではわかりにくいですが、1 節より 4 節が大きいので、サラダや、さっと焼くなんていうときは小ぶりの子を選ぶといいと思います。
今回は小ぶりのレンコンを使って、最近市場に出てきた走りの新玉ねぎと合わせて、和風のカレーにします。(ちなみに、玉ねぎは切って15分空気にさらした方が血液サラサラに効果的と言われています)
材料
れんこん 150g
新玉ねぎ 1 個(なければ玉ねぎで)
鶏もも肉 150g(唐揚げ用 6 切)
醤油 大さじ1
*カレー粉 大さじ1
*ケチャップ 大さじ2
*味噌 大さじ2
*植物油 大さじ1
*片栗粉 大さじ1
*水 大さじ5
作り方
1.レンコンは半分に切って半月型で、5ミリ厚さの薄切りにする。玉ねぎは半分に切り、1 センチ幅に切る。鶏もも肉は 1 口大にきる(1.5センチ角くらい)。
2.鶏もも肉に醤油をもみこむ。
3.耐熱ボウルに、*を入れてよく混ぜる。
4.3に1と 2 を入れて、全体に絡めるように混ぜる。ふわっとラップをかけて、600Wの電子レンジで 5 分加熱する。熱いうちに、ざっくり混ぜて、再びラップをして 2 分加熱する。
5.熱いうちにまぜ(写真)、1 分ほどおいてなじませる。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!