唐揚げ、と言っても、たった1センチという高さの少ない油のみ。フライパンでできます。いつものれんこんをちょっと趣を変えて楽しみませんか?
れんこんのフライパン唐揚げ
初秋の新れんこんは、シャキッとしていますが、これから冬に向けてむっちり系が出てきます。このむっちり系に片栗粉をまとわせて、かりっ&むちっ、な唐揚げにします。
れんこんはその穴の様子から、見通しが効く、として愛されてきた縁起物。ビタミンCも豊富で、風邪の予防に冬に食べたい野菜の一つです。カリウムも多く、むくみを防止する効果もあるそう。豊富な食物繊維は腸活にも。
最も生産量が多いのは茨城で、ダントツなんですよ。そして徳島、佐賀と続きます。私は無類のれんこん好きで、毎年、佐賀の「福富(ふくどみ)れんこん」を取り寄せしています。むちむちほくほくで、姿も味もバツグンです。
日持ちすると思われていますが、新しいほど美味。買う時は、艶があって表面に染みのないもの、穴が黒ずんでいないものを。
材料(2人分)
れんこん 1節(250g、直径6センチ×13センチほど)
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ4
植物油 フライパンに1センチ分
作り方
1. れんこんは皮をむいて、1センチ幅に輪切りする。全体に塩をもみこむ。
2. 1の両面に片栗粉をつける(ポリ袋を使ってもOK)
※塩をもみこむことで少し水分が出てくるので、片栗粉がしっかりくっつきます。
3.フライパンに高さ1センチまで油を入れ、中火にかける。180度(片栗粉をぱらりと落としたら、すぐ上昇してくる)になったら、2を入れる。
4.返しながら、揚げ焼きし、全体が、白くなり、うっすら茶の焼き色がついたら、引き上げて油を切る。皿に盛り付け、茹でた野菜などを添える。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!