トウモロコシが九州から北上してきます。フレッシュのおいしさを味わえるのは、5月末から8月ごろまで。そのままゆでても蒸してもレンチンしても、ごはんに炊き込んでも、なんとも幸せな気分にしてくれる“穀物”です。旬を生かして作ってみましょう!
夏のすっきりコーン&ポテトサラダ
そう、トウモロコシはなんとなく野菜というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、世界3大穀物のひとつとされています。南米などでは主食としている国もありますよね。夏になると食べたくなる、トルティーヤやタコスも、トウモロコシから作られます。
エネルギーになる炭水化物に加えて、ビタミンB1、B2、E、カルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラル、そして食物繊維が多く含まれています。バランスのよさが主食になる所以なのかも。加熱しても栄養価があまり変わらないのもうれしい。
ちょうど関西や関東の新じゃがいもも出ています。豚しゃぶ肉と一緒に合わせて、しっかりおかずになる、すっきりした味わいの温サラダをご紹介します。
鍋ひとつで、粉吹き芋のように水気を飛ばして仕上げます。ヒゲも、フレッシュならではですから一緒に入れて。豚しゃぶ肉はハムやツナにしてもOK。お好みで粒マスタードを添えても。ワインにも日本酒にも合います。
冷めてもおいしいので、バゲットと朝ごはんにもぜひ。
材料 (2人分)
じゃがいも (大)1個(150g)
とうもろこし1本
豚ロースしゃぶしゃぶ用 100g
ミニトマト4個
塩小さじ1 (茹でる用)
酢小さじ2
こしょう小さじ2分の1
塩 ふたつまみ
青紫蘇 3枚
作り方
1 じゃがいもは一口大に切る。とうもろこしは皮をむいて実をこそげとる。ひげは3センチ幅くらいに切る。豚も一口大に切る。トマトは4等分にする。
2 鍋にジャガイモを入れ、かぶるほどの水と塩小さじ1を入れる。蓋をして中火にかけ、じゃがいもが完全に柔らかくなるまで茹でる
4 豚肉の色が変わり火が入ったら湯を捨てる。(完璧に切らなくてよい)
5 トマト、酢を加えて、粉吹き芋の要領で水気を飛ばしながら、じゃがいもを少し崩しつつ、炒め煮する。火を止めて、全体に塩ふたつまみをパラリと振り、ざっくり混ぜて、粗熱が取れたら、皿に盛る。お好みで千切りにした青紫蘇を添える。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!