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期間限定!あの「麺屋武蔵」のベジラーメン!

庄司いずみ(しょうじ いずみ)

庄司いずみ(しょうじ いずみ)

野菜料理家
100%植物性のみのレシピを紹介するブログ

『izumimirunの「vege dining 野菜のごはん」』で人気をあつめ、ブログを本にした初のレシピ本は7万部をこえるヒットに。

その後、『デトックス・ベジ』シリーズ(主婦の友社)が累計21万部を突破。

不定期で開催する料理教室が女優やモデルの人気を集めるなど、キレイになる野菜レシピが得意。

『野菜食べ順ダイエット』(集英社)、好評発売中!

 

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こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。

 

以前にこの連載記事でも、ベジタリアンラーメンに触れたことがありますが、東京ベジラーメン事情は刻々と変化しています。
ビーガンベジソバで話題のソラノイロさんは、なんとミシュランで星を獲得。坦坦麺で有名なほうきぼし神田店では、日曜のみではありますが、動物性素材を使わないビーガン仕様の坦坦麺を提供。

 

いずれも動物性の素材を使ったラーメンが人気のお店で、ベジメニュー専門店ではないのがおもしろいところではありますが……。
ここにきて、ラーメン界の超有名店がビーガンOKのラーメンの提供を始め、大きな話題となっています。

shuku庄司麺屋武蔵150
麺屋武蔵です! 新宿にある麺屋武蔵総本店をはじめ、池袋や神田、秋葉原、渋谷、六本木など都内に14店舗を展開、テレビでもしばしば取り上げられる超人気店です。
麺屋武蔵といえば大きな角煮がドーンとのったら〜麺やつけ麺が名物。ボリュームもたっぷりしっかり。男の城というイメージで、ベジタリアンの私には無縁の場所と思っていました。

 

ところが、あるイベントで知り合った麺屋武蔵の大番頭(つまりは代表取締役)の矢都木さんから、ある日「ビーガンラーメン始めます」とメールをいただいたのです。ビックリすぎる突然のニュースにそのときは「まさかっ」と、パソコンの前で叫び声を上げたほどです。
実は、矢都木さんとは記事に書いた”エビベジ”のイベント時にご一緒させていただいたのです。

栃木にある、とびきりおいしい野菜を作る海老原ファームさん、通称”エビベジ”が主役のこのイベント。私はごく簡単な野菜のおそうざいを準備したのですが、イベントの目玉、麺屋武蔵さんが準備なさったラーメンは色とりどりの野菜がたっぷりのっているそれはそれは素敵なものでした。
ただ、ダシが動物性とのことで「ベジタリアンなんですよ〜」と泣く泣くあきらめた経緯があったのです。

 

もちろん泣いただけではなく、「いつかは麺屋武蔵のビーガンラーメンが食べたいです!」とちゃっかりお願いもしました。矢都木さんや麺屋武蔵のスタッフの方は、それを覚えてくださっていたようなんです。
また、味の完成度の高さで知られるお店だけあって、研究も熱心。驚くほど味が濃くておいしいエビベジを生かすには「動物性のダシはいらない」と思われたそうで、その結果作られたのが先日から新宿総本店で提供がはじまったエビベジタンメンなのです。

shuku庄司麺屋武蔵250

トッピングにつかっている色とりどりの野菜は、すべてエビベジのもの。
ラーメンというと具材は野菜でもスープが気になるところですが、今回のエビベジタンメンのスープは、野菜をベースにし、昆布、干し椎茸、ドライトマト、ドライポルチーニからとった植物性100%のものというから、野菜好きの私としては胸が高鳴ります。

shuku庄司麺屋武蔵350

それがこれです! エビベジタンメン。
トッピングには野菜がたっぷり。日によって違う16〜17種類の野菜が「これでもかっ」というほど乗っています。
野菜の種類は、海老原ファームの収穫次第。スープもその端材を使ってとるから、日によって微妙に味が違うというから、毎日通い詰めたくなるではありませんか!
下ごしらえも丁寧です。7〜8㎜角に切られたトッピングの野菜は、根菜などは油で炒め、いも類は素揚げに。スナップエンドウやブロッコリーは色を生かすために茹でるなど、下処理をそれぞれ変えているというから驚きます。

 

さて、肝心のお味のほうですが……。
植物性100%のラーメンと聞いて優しい味を想像していたのですが、いい意味で想像を裏切られました。
野菜の風味や甘み、うまみがたっぷり溶け出したスープと、スープによくからむ腰のある細い麺。そしてそれぞれの野菜のおいしさが渾然一体となった具材はシャキシャキコリコリおいしくて、驚くほどの満足感なのです。
動物性のダシではない、あきらかに野菜の味なのに、麺屋武蔵さんが作るとこんなにも存在感のあるラーメンになるなんて!
夢中で食べて、スープの一滴すら残さずに、あっという間に完食。優しい見た目ではありますが、野菜の食べ応えのせいでしょうか。食べ終わったときにはお腹いっぱい。大満足の量でした。

shuku庄司麺屋武蔵450

食べ終わり、興奮さめやらぬ勢いのまま、矢都木さんに話を伺いました。
「なぜ麺屋武蔵でビーガンラーメンを?」との問いには、「海老原ファームの野菜に惚れ込んでいるから」。さらに「常に新しいことをやろう。革新的であろう、という使命感を持っているから」とのお返事。
そしてもう一つ。「オリンピックに向けて海外からのお客さまもたくさん来るし、10年先にはラーメン屋にビーガンラーメンがあるのが当たり前になっているはず。それを最初に手がける麺屋武蔵でありたい」との言葉には、力いっぱいうなずきました。
外国の方が日本に訪れて食べたがるものといえば、スシ、スキヤキが定番ですが、最近では「日本のラーメンを」と望む方が急増しているとか。
ドイツやイタリアなどでは人口の10%ものベジタリアンがいるのが現状。矢都木さんがおっしゃるように、10年後には日本でもビーガンラーメンが当たり前になっているはずです。

 

今回のエビベジタンメンはGW頃までの期間限定メニュー。一日限定10食、毎日すぐに売り切れるとのことだから、この機会にぜひ!
期間限定なんてもったいないほどの完成度のラーメンではありますが……。
「野菜のラーメンはまだ考えてる」とのことなので、いずれまたバーンと! 麺屋武蔵さんが大きなことをやってくださるのを待つとしましょう。

矢都木さん、どうぞよろしくお願いします!

 

 

庄司いずみ

公式アメブロ http://ameblo.jp/izumimirun/

Facebook  http://facebook.com/izumimirun

※“エビベジ”の本は、こちらからご購入できます

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